BOOK SHELF
舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
好きなものは好き!

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since 2005.Feb
「ヴィクター・フランケンシュタイン」
 マカヴォイさんとダニエル・ラドクリフくんの共演作品。ちょっと狂気じみた医学生と、自分をせむし男と思い込んでいた道化と、空中の舞い姫。この舞い姫ローレライが、「ダウントン・アビー」のシビルお嬢様でした!こんなところで会えるなんて!

 倫理の綱渡りしてる頑固で一途で純粋で狂っているマカヴォイさんの高揚した顔が、すごくいい!カカカ、、、みたいな笑い方がすきです。あの恐ろしい生き物を創ってしまうほど、研究にがむしゃらになれてしまったヴィクター……お兄さんを思う純粋な男の子のままの部分があって、しかもとてもいいお兄さんだったのだなというのを何よりも語る目の表情に釘付けでした。尺は長くなってしまっただろうけど、やっぱりヘンリーとのエピソードを映像で見てみたかったと思いました。ヴィクターを形成したものの大部分であるようだったので。

 互いの心の穴を埋めるだけのように見えるかもしれないけれど、ヴィクターとイゴール、あんなに上手く行きそうに見えたのだし、ふたりが兄弟になれたらよかったのにな。なんて思ってしまいました。しかし芝居合戦を見るには手を取り合わないほうが美味しい。怪物ふたりが共演している感じがしました。そういえばおふたりとも舞台経験者だな……?
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アルチンボルド展
 アルチンボルドは、顔面を野菜で構築した人の顔の絵で有名な画家です。植物や果物、魚類や森の動物なんかを集めて顔にしてしまうのは、浮世絵の「みかけハこハゐがとんだいゝひとだ」と似た感じがします。でもそれと違うのは、季節を筆頭にその絵のテーマに関連性のある動植物を選ぶのはもちろん、王家の栄華を讃えたり、自分の気持ちなども含ませ、かつ素材の形と暗に帯びる意味などにも注意を払って配置したこと。質感もすごいけれど、これだけ多くの動植物を知っていて、ときに無機物まで組み合わせる発想なども素晴らしくて、顔のこの部分がこんなものでできてる!と驚きや発見が多いのが面白いところ。

 たぶん有名なのが「四季」のシリーズだけども、これと「四大元素」のシリーズ(水が深海魚なんかで出来ている!)がそれぞれ対になっていて、向かい合って配置されるように描かれたというのは知りませんでした。画家の意図にも配慮して、関連絵が隣やその続きに並べてあるので、イヤホンガイドのひとつのセクションが長くても、隣やその隣までまとめて解説してくれるのがよかったです。解説を聞いていて思ったのは、アルチンボルドさん、刺激の瑞々しいうちに描いたのかなっていうこと。すぐに試してみたい、感性に響いたことはすぐにやりたい。そんな印象でした。

 平日の午後だったためか、会場は比較的空いていてゆっくり見ることができました。アルチンボルド風の顔を作れるカメラのやつは少しだけ並んだけれど、面白かった!素材の適材適所感がすごい。

 ちなみに私のお気に入りの作品は「夏」と「司書」です。

於:国立西洋美術館


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「ドラゴン×マッハ!」
 上映中には食指が動かず、少し遅れてやってきた波。とんでもありませんでした。なんだこりゃ!!アクションがすごい以上に引き込まれる、すごく心の動く映画でした。ドニーさんとサモ・ハンの対決した「SPL」の二作目とはいえ別の物語、確かに別の物語。でも物語の構図というか、条件というか、が一作目と同じだなぁと。誰にも家族がいて、大きな金が必要で、思わずそれを手にしようとしたときに何かが起こる。あと人間関係。洪さんと所長さん、チャイとサーちゃん、おじさんとチーキット。大切なひと、守りたいひと、恩のあるひと、報いたいひと。相似形になっているなと思いました。

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posted by Elie | MOVIE | comments(0) | trackbacks(0) |
「クリムゾン・ピーク」
 大好きなトムヒの出演作で、ゴシックホラーで、公開当初から気になっていた作品ですが、大の苦手の昆虫が出てくるとの前情報を得て見送っていた作品です。新作落ちしたところでようやく鑑賞できました。が、虫よりも登場する血液でできた霊のようなひとが迫ってくる描写のほうが怖かったです。でも怖いながらも見ちゃう。

 トムヒが素敵すぎて、開始早々で窒息しそうでした。ルシールの感情の膿と対照的に、トーマスはすごく透き通っていました。綺麗なものが、死んで、ただの腐った肉や土になってしまうところからルシールの歪みが始まったのかな。トーマスはそんなお姉さんがかわいそうで、そばにいるうちに炎症をもらってしまったのか……

 この映画、以前にシャンテ一階の喫茶店にノベライズが置いてあったの、ケーキ待ちながら読んだのだけど、面白かったんだよね。「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ」ももう一度見たくなっちゃった。あれもミアとの共演作だ。

 ギレルモ監督って、「パンズ・ラビリンス」のひとかな?? 気持ちや世界が滲んで混ざってゆく感じが似てるなぁと感じました。
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「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」
 TDLのアトラクションの完全映画化に沸き立ったあのときから、もう5作目を数えるのですね。前作の人魚の話はあまり印象に残っていなくて、円盤も持ってはいないのですが、これはすごく面白かったです!!ジャックの濃さが(健在だけども)回を重ねるごとに薄らいでる感あるのが残念ですが、序盤のとんでもないチェイスの場面でのラッキーさは、ジャック〜そうだよね〜ジャック〜って思うし、建物ごと引きずったり、接する船の間の大砲を渡り歩いたりっていうあたり、パイレーツだなーと思います。
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posted by Elie | JOHNNY DEPP | comments(0) | trackbacks(0) |
「LOGAN/ローガン」
 予告編にどうしようもなく惹かれてしまったので、ウルヴァリンのシリーズを見ないままでしたが行ってきました。マーベルの作品は「シビル・ウォー」を把握するのに過不足ないくらいには見ているので、この作品のロードムービー色にビックリしました。こんなテイストもあるのかと。でももしかしたら、いままで見たマーベル作品の中では一二を争うくらい好きかもしれません。
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posted by Elie | MOVIE | comments(0) | trackbacks(0) |
「メッセージ」
 宇宙船の形状が某米菓にそっくりと噂の作品、「魔法にかけられて」のヒロインがとってもかわいらしかったエイミー・アダムスが気になったのと、お友達ふぉろわさんの推しがあったのとで、見てきました。ド派手な場面があるわけでもなく、静かに確かに動き変わってゆくもののお話だったなと思います。でも何かできごとの前と後で一変してしまう、そういうドラマチックさに惹きつけられました。

※ネタバレ
※とってもネタバレ


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posted by Elie | MOVIE | comments(0) | trackbacks(0) |
「スプリット」鑑賞二回目
 もしかしたら今後の上映スケジュールによっては今日がチャンスでは?!というわけで、スプリットのおかわり、朝一の回を見てきました。結局、マカヴォイさんに夢中になってしまって背景とか小物までチェックできませんでした(笑)。

※ネタバレ
※ネタバレ
※ネタバレ

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posted by Elie | JAMES McAVOY | comments(2) | trackbacks(0) |
劇団⭐新感線「髑髏城の七人」Season花
昼公演ライブビューイング
主なキャスト(敬称略)

捨之介:小栗 旬
無界屋蘭兵衛:山本耕史
天魔王:成河
極楽太夫:りょう
兵庫:青木崇高
沙霧:清野菜名
狸穴二郎衛門:近藤芳正
贋鉄斎:古田新太
三五:河野まさと
安底羅の猿翁:逆木圭一郎
およし:村木よし子
磯兵:磯野慎吾
波夷羅の水神坊:吉田メタル
摩虎羅の姫蝶:保坂エマ

IHIステージアラウンド東京より中継

 偶然休みと重なったので、花ドクロのライビューに行ってきました!!ライビュは生まれて初めての体験です!!!劇場で行われている公演を見ているのに双眼鏡の効力が使えないというのがもどかしいです(笑)。カメラが引くとかーなーり遠いのだけど、捨vs天の至近距離でのにらみ合いではゲキシネ並みに寄ってくれて、すごい迫力だったし、これはいくら劇場にいても味わえない、映像ならではなのかも。いずれにしても私にはとても新しい体験だったし、見に行けないところをこうして機会に恵まれて、とてもありがたいことでした。

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posted by Elie | DANCE, BALLET, PLAY | comments(0) | trackbacks(0) |
「タイガー・コネクション」
 未見のドニーさん作品、まだあります。久しぶりに若くてぷりぷりのドニーさんを見ました。これがまた刑事の役で、自分の私生活のことで動いているうちに別の事件に巻き込まれてゆく、割と踏んだり蹴ったりな目に遭うお話。ドラゴンさんという名前ですが、かちこみのあの子もドラゴンちゃんだし、フルネームをドラゴン・ヤウ(遊龍)というそうなので、遊龍さんと書きましょう。遊龍さんは血の気が多くなりふり構わず殴るし、脚は6時以上まで上がっちゃうし開脚蹴りももちろんするし強いけれど、殴られるとすぐ伸びちゃう。30前半という設定らしいですが(実年齢は多分20代半ば〜後半くらい)セブンティーンにしか見えないかわいい青年です。

 本当に踏んだり蹴ったりで、行動を共にせざるを得なくなる離婚弁護士の女性が辛すぎてむせたラーメンをぶっかけられたり、諸事情でズボンがおしっこでびしょ濡れになってしまったり(決してお漏らしではない)、なんというか、これはギャグ映画かしらと思えるほど笑ってしまいました。拷問シーンと言えるところもあるけれど、エアロバイクをまさかこう使うとは、発想に脱帽の方法ですし、そこからの反撃も大爆笑の展開でした。おもしろいくらいへべれけのドニーさんも見れますし、ほっぺがポッポしててかわいいです。

 終盤には長〜い刀を使った大立ち回りがあって、見せ場となっています。その前には鎖で両の手首を縛られた状態での戦いもあり、ここもなかなかおもしろい。若い頃の作品のどれもに言えることなのですが、パンチも蹴りも、戻りが速いですね。バネがすごいというか。あと、ふと思ったことは、刀の持ち方ががっちりだったなぁということ。太一くんは立ち回り中に刀を吹っ飛ばしたことがあるくらいふわっと持っているというのをどこかで読んだことがありますが、見た目の印象はそれとは真逆でした。
posted by Elie | DONNIE YEN | comments(0) | trackbacks(0) |