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舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
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「アトミック・ブロンド」
 パーシヴァルがもういないことが何となく察せられるけれど、この報告会が実は最初から裏をかかれているのですね。裏を何回かかれていようと、物語のあいだロレーンとパーシヴァルは絶対に死なないので、そういう意味では安心してサッチェルに行き着くまでの過程を楽しめました!

 マカヴォイさんが喉の中で息だけで笑うのが好きなのですけど、撃たれてからのくだりでやっていて、思わずにやにや。あとパーシヴァルもどこかのブルースみたいに首絞めセックスが好きそうだなと(笑)。ロレーン目線だと勝手気儘に見えるのかもしれないけれど、大手に所属しながら単独行動が許されるって相当なものだろうと想像はつきます。そうするようになるには覚悟だってスキルだって立ち回るためのコネだって必要だろうから、パーシヴァルがどういう経緯でああやって二重スパイみたいな活動をするようになったかを知りたくなりました。

 マカヴォイさん、ほんと振れ幅すごいです。プリンセスになったりヤンキーになったり。痛がる演技も好きなのだけど、本作の悲鳴も痛そうでよかった!人物関係はTTSSとは比べ物にならないくらいシンプルに感じました。いやTTSSもちゃんと整理して見たら案外シンプルかも知れないけれど、ビルとジムに終始して切なくなってしまって周囲をよく把握できずに終わってしまう。なんでTTSSを引き合いに出したかというと、アレリンのひとが出ていたから(笑)。睫毛がとても豊かで長いんですね。見とれてしまいました。人の名前で混乱して頓挫したキムフィルビー、ちゃんと読みたいものです。

 もうお一方、本作での注目株はソフィアちゃん。彼女が演じるデルフィーヌがフランス語訛りで言い寄ってくるのがめたくた可愛くて、ロレーンと絡んでほしいと思っていたらもうがっつり百合で、最高オブ最高アンド最高。デルフィーヌのアクションも見てみたかったぞー!

 アクションといえば、アクションが目で追えたのにびっくりしました。そこ入るぞって脇に目が行ったりもして。もしかして、ドニーさんに鍛えられてる?
posted by Elie | JAMES McAVOY | comments(0) | trackbacks(0) |
「毒戦 ドラッグ・ウォー」
 自分の利害しか考えていなくて、そのために手段問わず計算高く立ちまわって、土壇場で形勢逆転(それが良くても悪くても)、っていう役をイキイキと演じるルイクーが好きです。本作終盤でテンミン(ルイクー)が見せる電光石火の掌返し、かなり見所かも。

 香港?中国?の手話を初めて見ましたが、日本との違いが面白いです。あと潜入捜査の際どさとか、銃撃戦の無惨なのとか、薬の隠し場所とか、そういう描写をいっさい美化しないところがすごい。えぇぇぇ〜〜(マスオさん風)という飛躍を感じる展開もなく、結構緻密な印象でした。面白いぞ!左記の「いっさい美化しない」が平気な方でしたらお勧めします。面白いです。

 お名前にソワっとしたジャン警部、とてもカッコよかったです。見覚えがあると思って調べたら、やっぱり「セブンソード」の悪役の俳優さんだった!
posted by Elie | MOVIE | comments(0) | trackbacks(0) |
「コネクテッド」
 ルイクーが見ず知らずの女性からのコールで奔走することになるお話。ハリウッド映画のリメイクだそうですね。ルイス・クーに関しては、「コール・オブ・ヒーローズ」のシウロンさまとか「毒誡。」でセブンアップ飲んでる衣装持ちのひととか、自分の事しか考えないゲスい役が続いたので、本作のような清らかな役が久しぶりで新鮮でした。ほんと振れ幅のすごい方だなと思います。

 警察に届けないで自力で突破しようとしちゃって、それがなんとなくうまくいってしまうところがドラマでした。お人好しキャラにイライラしつつも、それも愛嬌だなぁなんて思うのは贔屓目か。そんなだから、最初はすこし物語に入り込めずにいたけれど、新しいヒーローものを見た思い!無様に叫んだり転がったりしてもすごく真剣に立ち向かおうとするの、かっこいい。メガネをかけたルイクーの顔がね、すきなのです。「導火線」のウィルソンも何かで目の付近を負傷してコンタクト入れられなくなってメガネかけて欲しいところ。

 「葉問」でカム師父を演じたルイス・ファンも登場して、少しずつ役者の顔がわかってきた発見の楽しみも味わえました。
posted by Elie | MOVIE | comments(0) | trackbacks(0) |
「恋するブラジャー大作戦」
 ルイクーの過去作をいくつか教えていただいたときに、最も気になったタイトルがこれ。成功している女性下着メーカーが更なる発展のために男性目線を取り入れようとして、ルイクーとラウチン(「コール・オブ・ヒーローズ」での活躍がめちゃくちゃかっこよかったラウ・チンワン)が雇われるのが始まり。

 まずは正しいブラジャーの着け方から、というわけでメンズがカメラの前に立って女性社員の指示で着けるのですがね、このシーンに台本は存在しなかったのではなかろうかと言うほど抱腹絶倒でした。思わず巻き戻して何度か見てしまうほどに。その後のエアロビのシーンも、アノ袋が収まるかどうか心配な感じのパンティだったから、120%溢れてそうだったなぁ。

 かっこいいルイクーとかっこいいラウチンを見たあとに楽しみたい一作。
posted by Elie | MOVIE | comments(0) | trackbacks(0) |
Y's Live vol.4 THAT'S ENTERTAINMENT!!
出演

井上智恵
宮崎 誠(演奏)
横田明紀男(ジャズギタリスト)
長尾珠代(ヴァイオリニスト)
蔡 暁強(ダンサー)
松井英理(ダンサー)
椎野健人(BLUE TOKYO)
石塚智司(BLUE TOKYO)
大口朋子(ダンサー)
望月秀美(ダンサー)

@ベルエポックホール


 劇団でお歌を強みに各作品でメインキャストを演じていらっしゃった、井上智恵さんのコンサートに行ってきました!!二部構成で、第一部はディズニーや劇団がレパートリーとしているミュージカルの曲、第二部はゲストミュージシャンとのコラボ。ミュージカル曲はとにかく役がそのままドレス着て歌っているみたいな感覚がありました。見た役も、見られなかった役も、とにかくそこに舞台が立ち現れそうなくらい、智恵さんからエネルギーを感じました。役の声っていう話をしていたのは浦井さんだったかと思うのだけど、智恵さんさんにもそういうのがあるのかなと思うくらい、これはアムネリスの声だ!とかクリスの声だ!とか感じたのです。ギターとのコラボでブエノスアイレスとかかっちょよすぎたし、シシィを聞けたのも嬉しかったな〜〜

 あと最近の楽器はすごいですね。キーボードなのかシンセサイザーなのかエレクトーンなのか素人目にはわかりませんでしたが、第二部冒頭だったかにCFYのオーバーチュアがあったのですけど、オケで聞いているのに近い感触なのですよ。感動しました。
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posted by Elie | DANCE, BALLET, PLAY | comments(0) | trackbacks(0) |
香港ミニチュア展
 香港が中国に返還されて20周年となるのを記念したイベントだそう。出入り口に面したホールにたくさんの展示ケースがズラズラーっと並び、無料で観覧できるなんとも贅沢な展示。香港映画を好きになって、見るようになってから、こういう風景に心が躍ります。この時点で渡航歴はありませんが、香港って諸国の中でもユニークな町並みをしている気がして、なぜか惹かれるのですよね。色も賑やかで綺麗で、ちょっとテーマパーク感があるようです。

 いまでは失われた風景もあるでしょうから、こんな形で再現してくれるのは、全世界の香港ファンや、こういう町並みを知らなくなってゆくとても若い世代にとって、すごく貴重なことだと思うし、何よりジオラマスキー大歓喜です。細かい部品がいっぱいで、1つの作品をみるのに1日くらいかかりそうなくらいの作り込みでしたもの。写真の数々は↓のツイートへのリンクと、そのツリー投稿を見ていただければと思います。

 大好きな役者さんの映画の世界に見立てたり、ここのジオラマにいるこの人があの人っぽい!とか、香港の役者さんがきっかけで交流の生まれたお友達と、興奮気味に見て回りました。しばらく会っていないのですが、またお喋りしたいなぁ。

於:KITTE 1階アトリウム

posted by Elie | MUSEUM REPORT | comments(0) | - |