BOOK SHELF
舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
好きなものは好き!

映画の感想はアプリを使い始めました。カテゴリーからMOVIEを選んで、表示される最新記事内のリンクから行けます。

ご連絡はコメントかメール(カテゴリーから選択)でお願いいたします。
since 2005.Feb
ジェリクルキャッツは輝く黒目
 某所でお世話になっている方が、CATSのmy best castingを挙げていらしたのを拝見したら、自分もやってみたくなったので再挑戦してみました。というのも、五反田公演の千穐楽時にも同様の自己満足をやったことがあるからです。

 時が経つ間に配役の変化や入退団も随分ありましたし、観劇を重ねる毎に自分の好みや猫に求める要素も変わってきて、以前とはまた違った、夢いっぱいの配役表になっています(笑)。

 同じ作品でも役者によってこんなに印象が変わるのだ!ということを初めて認識したのは2003年に観たSWAN LAKEでしたが、CATSもまた例外ではなく、寧ろこれほど役者ごとに異なるお芝居が見られ、観客に委ねられる想像の余地の範疇が広大無辺であるのは稀有なことと思うのです。

一部訂正@20:34

続きを読む >>
posted by Elie | STAGE MEMO | comments(2) | trackbacks(0) |
劇団四季 キャッツ(鑑賞14回目)


 長かった1週間を耐え抜いた褒美に、仕事の後のソワレ観劇でございました。今日この日のために、どれだけ歯痒い時間を過ごしてきたことか。と申しますのも、美ギルと噂の新キャスト・伶央くん、彼の登場によってマンゴ枠にスライドしたコタさん、五反田で一度拝見したきりの大橋さん、「55steps」全国公演が千秋楽を迎えたことによってお戻りになった金平さん・金森さん、デュトじいを演じられていた橋元さんのガス役、ジェミマでの登板が長かった王さんのリーナ役、といつも以上に目が足りない観劇と相成りました。サイアミーズ植物(正式名称ではありません)になるか、マキャヴィティのような神出鬼没力を身につけて、ネーミング・マキャファイト・握手・カテコと場所を変えて観たいものです。

 本日は、3人の新しい友人にお会いできました。Nさま、Sさま、Yさま、本当にありがとうございました!!僅かなひと時でしたが、ご一緒できて光栄でした…!

 以下、ご贔屓観察に終始している感想です。

続きを読む >>
posted by Elie | MUSICAL | comments(0) | trackbacks(0) |
劇団四季 ハムレット
主な配役(敬称略)

クローディアス:志村 要
ハムレット:田邊真也
ポローニアス:維田修二
ホレイショー:味方隆司
レイアーティーズ:青山裕次
ガートルード:中野今日子
オフィーリア:野村玲子
ローゼンクランツ:鈴木 周
ギルデンスターン:岩城雄太
フォーティンブラス:渡久山 慶
墓掘り1:日下武史
亡霊:山口嘉三
ヴォールティマンド:斎藤 譲
オズリック:青羽 剛
マーセラス:田島康成
バーナードー:岡本繁治
フランシスコー:星野光一
墓掘り2:有賀光一
船乗り:朱 涛

@自由劇場 1階10列センターブロック


 シェイクスピアの手による本作、書籍の方は福田恆存氏と小田島雄志氏と、2種類の訳本を読みました。個人的には小田島訳の方が解りやすいと感じましたが、台本は福田訳に基づいているようです。内容も場面も、多少削られたり加えられたりしているのでしょうか。小田島訳を見る限り、そんな印象です。後日、福田訳も見てみることにしましょう。

続きを読む >>
posted by Elie | DANCE, BALLET, PLAY | comments(0) | trackbacks(0) |
kanji ishimaru
 石丸幹二さんの2枚組みCDです。役付ではない、幹二さんが彼として歌うというコンセプトで、「kanji ishimaru」と名付けたそうです。DISC1はカバー曲で、DISC2が舞台の曲という編成。

 全体的な印象としては、情熱的。ミュージカル俳優がミュージカル曲に特化しないCDは、綜馬さん、岡さん、キーヨさんのものを聴いたことがありますが、そのどれとも違い、そしてどれよりも語りかけられているような感じを受けました。(岡さんの音源だけは友人に頂いたMDのみなので、今度デジタイズして現行のポータブルプレイヤーでも聴けるようにしたいです。)

 DISC1では、特に『キャラヴァーン』と『黒いワシ』が気に入っています。前者はそこはかと恋歌のようだけれど、もっと状況が殺伐とした感じ。砂丘を渡る熱風がきついけれど、ふたりで居ればそこがオアシスになる、ような。後者はどこか寓話的。恐ろしいけれど、どうしようもなく惹かれる世界に呼ばれているような。

 DISC2は、お馴染みのミュージカル作品でも訳者が異なるものがあり、新鮮でありつつも、耳慣れない歌詞にややストレスが溜まることもありました。(『時が来た』、『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』)

 CDが発売された、という情報のみで店頭に行ったら、思いのほか高値で驚いたのですが、帰宅後に2枚組みであったことに気付きました。フォトブックが付録で入っていたので、初回プレスを入手できたのかしら。
posted by Elie | MUSICAL REC | comments(4) | trackbacks(0) |