BOOK SHELF
舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
好きなものは好き!

映画の感想はアプリを使い始めました。カテゴリーからMOVIEを選んで、表示される最新記事内のリンクから行けます。

ご連絡はコメントかメール(カテゴリーから選択)でお願いいたします。
since 2005.Feb
ジーザス・クライスト・スーパースター(オリジナル1976年東京キャスト盤)
主な収録キャスト(敬称略)

ジーザス・クライスト:鹿賀丈史
イスカリオテのユダ:寺田 稔
マグダラのマリア:久野秀子
カヤパ:水島 弘
アンナス:菱谷紘二
司祭1:瀬下和久
   2:吉谷昭雄
   3:光枝明彦
シモン:沢木 順
ペテロ:滝田 栄
ピラト:平野忠彦
ヘロデ王:市村正親

 ソロ曲よりも、群集の歌うナンバーの方が響きが美しく思われました。どれだけ音符が重なり合っても言葉をクリアに聞かせるという、四季の真骨頂ここにあり。舞台の迫力が思い出されます。

続きを読む >>
posted by Elie | MUSICAL REC | comments(4) | trackbacks(0) |
劇団四季 キャッツ(鑑賞4回目)


 初めての1階席、それも回転席での観劇でした。Overtureに乗せて盆が回転を始めた瞬間から血が沸きました。何と言っても、夢にまで見た回転席です。4度目にして、和音の上の音や俳優の肉声など、今日初めて聞いた音もありましたし、細かい演技・演出もたくさん発見しました。そして特筆すべきは、やはり迫力の凄まじさでしょう!猫たちの一挙手一投足に伴う容赦ない振動が椅子に伝わり、スピーカーから溢れ出す旋律が猫たちの歌声と重なって内臓をも揺らします。劇場に、作品の描き出した世界に、完全に飲み込まれた感じがしました。

 レンジからチーン♪と登場したおばさん猫や、タンブルブルータスとカッサンドラの神秘的なダンスや、グリザがデュト様に促されて天上へ昇る雲に乗り移る瞬間など、見切れてしまう部分が多数あったものの、下手から登場するグリザやカテコ(?)で出を待つタガーを間近で観ることが出来たり、ヴィクトリアと見つめあったりと、楽しい特典満載でした。ハケ際に、客席に向かってにゃんにゃんと可愛い仕草を見せてくれたデュト様を真正面に見られたのも嬉しかったですね。大好きなスキンブルと握手も出来ましたし、舞台との近さにすっかり味を占めてしまいました。スキンブルったら、チョッキで手をごしごししてからその両手を差し出してくれたのですよ。あまりの愛くるしさに、息も止まるほどでした。

 今回の提案と計画をしてくれた友人T嬢には、心から大感謝!!

 以下、印象に残った点に絞って徒然と。

続きを読む >>
posted by Elie | MUSICAL | comments(4) | trackbacks(0) |
「ヘンリー六世」第一部〜第三部
 特に第三部、人物の敵味方が入れ替わったりが著しく、人物相関図と名前の変遷が欲しいほど人物名がややこしいのですが、面白かったです。シェイクスピア作品はこれの他に「ロミジュリ」と「ハムレット」しか読んだことがないのですが、言葉の流れが美しいのが特徴だと思うのです。言葉を紡ぐと言う表現がまさにぴったり。悪口雑言・罵詈雑言が飛び交う大人げない口論すらも、名言になりうるような風情を漂わせているのですから。

 五世王は名君の誉れ高かったようですが、六世王は信心深く・お人よしで…情に絆されやすそうなきらいがあるようですね。マーガレットがきいきいとけなしながらも夫のために戦場に出向いたりと王権の回復のために骨を折っているのは微笑ましいです。

 それも虚しく…逆らえない時代の流れだったのかな、王たるものにやってくる結末が必ずしも栄えあるものではないところが、このお話の(いや、歴史だったとしても私にはそういう知識がない)なんとも惹きつけられるところ。盛者必衰と言うかね。題がヘンリー六世だし、彼を主人公に据えているから、どうしたって彼の視点から見てしまうと言うのもあると思うのですが、悪者が勝ったと思える展開なのですよね。絶対的な王者ではないヘンリー六世の人物像が、何だか良いです。

 王の部下たちもそれぞれに個性的な人揃い。グロスターやウォリックの絡んでくる部分は、舞台で観た方が解りやすく面白く仕上がりそうな気がします。
posted by Elie | BOOKS | comments(0) | trackbacks(0) |
BEST MUSICAL 2
 迷い続けた末のお買い物でした。2,3年まえの音源になるので、歌い手の声が今に及ばないのは当然と言っても良いかと思いますが、実際に聞こうとしたら特別ゲストありのコンサートでもない限りはそんな機会はないでしょう。シルビアさんのエリザベートやさとしさんのヘロデなどなど、どれも貴重なものですよね。こういうCDって、役者さんの意外な役柄にも触れられるので、結構好きなのです。

 以下、幾つか抜粋で。

続きを読む >>
posted by Elie | MUSICAL REC | comments(0) | trackbacks(0) |
ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2009
 ギエムの「ボレロ」でタクトを振ったことのあるバレンボイムさんの指揮と、バレエが見たくて、昨夜に引き続きテレビのチャンネルを合わせました。

 バレンボイムさんの指揮は、オケに語りかけているような感じでした。次はあなたたちが前に出る番ですよ。静かにね。などなど。。クライマックスでは大振りになるものの、それ以外は必要な時しかタクトを動かさないと言っても良いくらい。とても素敵な指揮でした。こんなふうにオケと対話するような優しい指揮を見たことがありません。オケの奏でる旋律も見事で、楽器がはっきりと輪郭を持って響いてくるし、盛り上がるところのまとまりは鳥肌ものでした。

 以下、バレエのみ。

◆宝のワルツ
 作曲:ヨハン・シュトラウス

 宮殿の中で部屋を行き来するのは以前にも見られたものですが、生花の花弁が風にそよぎ、葉は陽光を受けて嬉しげに光合成している…少しファンタジックな趣は素敵でした。

◆ポルカ ハンガリー万歳!
 作曲:ヨハン・シュトラウス

 青の衣装が目に鮮やか。コミカルで、遊び心ある振付が良い。女性が男性を抱えてしまう場面が一瞬だけあったのですが、面白くて笑ってしまいました。

 振付・出演(宝のワルツ):ウラジーミル・マラーホフ
posted by Elie | DANCE, BALLET, PLAY | comments(0) | trackbacks(0) |
年賀

新年早々のご訪問、ありがとう御座います。
本年も‘首都クロム’共々、よろしくお願いいたします。
posted by Elie | OTHER MEMO | comments(4) | trackbacks(0) |