「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」
2008.05.31 Saturday
結局、全てにおいて自然が勝るのです。木の根が砲台を薙ぎ倒し、水が橋を押し流してしまう場面が語るように、人が自然を凌駕することは出来ないのです。水が去った後の岸辺の様子が、水害後の川縁の様子と酷似していたのが印象的でした。印象的なパノラマと言ったらそれくらいで、ピーターとミラースの一騎打ちの場面もナルニアとテルマールの戦いも、今回のメインになっている国家存続をかけた大戦争はひどく冗長に感じられました。