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舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
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マイ・フェア・レディ
主なキャスト(敬称略)

イライザ:大地真央
ヒギンズ教授:石井一孝
ドゥーリトル:上條恒彦
ピッカリング大佐:羽場裕一
フレディ:浦井健治
ヒギンズ夫人:草村礼子
ゾルタン・カーパシー:藤木 孝
ピアス夫人:花山桂子
ハリィ:治田 敦
ジェミィ:渡辺 隆

指揮:井村誠貴

@神奈川県民ホール
(2008年2月4日 劇場追加)

 8月にレミゼのチケットを増やすのではなく、こちらの作品を見に行って来ました。映画も未見でしたので、全く初めて観る作品でした。予想外に喜劇的要素が盛り沢山で、終始会場は穏やかな雰囲気に包まれていました。MAの時は‘ニヤリ’が多かったので、舞台を観ながら声を上げて笑ったのは久し振りな気がします。曲も明るく楽しいものばかりで、劇場を後にする時には独りでスキップでもしそうになりました。

 会場に入って先ず驚いたことがひとつ、観客の年齢層の高さです。普段の帝劇公演・東宝ミュージカルとは何となく違った雰囲気が漂い、お祭り気分で浮ついた高揚感というか、そういう空気をあまり感じませんでした。そしてカテコでもう一度驚きました。真央ちゃんコールは飛び出すわ、ブラボーは出るわ(これはソロが終わるたびに結構かかっていましたが)、口笛は鳴るわ…バレエを観に来ているのかと思いました。何よりも、客席の反応が素直で居心地が良かったです。面白いところでは、笑いが起こるというより会場が沸くといった方が適切かも知れません。

 プリンシパルは勿論のことですが、アンサンブルがとても素晴らしかったと思います。ハモリが特に絶品かと。出る杭がなく、聞き入ってしまうような美しさでした。印象的だったのは、焚き火を囲んで4,5人の男性が『ラブリー(リプライズ)』を歌っている場面。言葉がはっきりしていて且つ、ハモリが綺麗でした。

 以下、キャスト毎にフレディ君まで、徒然と。

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posted by Elie | MUSICAL | comments(0) | trackbacks(0) |
「天空の城ラピュタ」
 ジブリ作品中、最も好きな作品です!飛行石やラピュタ人など世界観がユニークで、神秘的で、初めて見て以来大好きなのです。登場人物がみんな素朴で優しいのも良いし、一見当たり前のようで実は壮大なテーマに帰結するのも素晴らしいと思います。

 無音になる瞬間とか、それぞれの胸に思いを残しながら遠ざかる風景を見つめているその間とか、以前には覚えのなかった感情や素通りしてしまっていた言葉などが何故だか輪郭を持ってきたのです。土がないところでは生きていけないのよ、という台詞、恥ずかしながらまるで記憶していませんでした。前回まで、いかにムスカに気を取られていたかが解ります。あれは、彼の“目が…目がァ〜!”が内輪で流行した時期でした…。と、そんな風に、改めて作品の深さ諸々に気付かされた鑑賞となりました。実は少し前に地上波放送のあった「紅の豚」、始めの30分くらいを見たのですが、そのときも作品の面白さに改めて気付かされたのです。台詞が洒落ていますよね。“そんなことばっかりしてると、ロースト・ポークになっちゃうから!”には一人で大爆笑してしまいました。こちらはLDがあるので、後日、通して見たいものです。

 ひとつ発見があったのですが、ドーラの部屋の壁にかかっている絵(写真?)が、彼女の若かりし日の姿なのですね!今の体型は中年太りから来るものなのかしら。笑
posted by Elie | MOVIE | comments(0) | trackbacks(0) |
「300 <スリーハンドレッド>」
 研ぎ澄まされた槍や、鍛え抜かれた咬筋と牙の力や、力任せに振り下ろされる剣や、雨と降り注ぐ矢に、刺し貫かれ斬り伏せられる。自分の靴擦れとか筋肉痛なんて、大した事ではないのだと思います。想像だに出来ない、スパルタという国家の厳しい淘汰の現実・肉が裂け血がほとぶ時の苦痛。そんな世界で生きて散っていった300人の、強靭な精神と肉体の乱舞を目撃してしまった衝撃は、首が吹っ飛ぶ(切断面が見える…!)ショックさえもかき消して余りあるものでした。

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posted by Elie | GERARD BUTLER | comments(6) | trackbacks(12) |
レ・ミゼラブル(母が観て来ました)
主なキャスト(敬称略)

ジャン・バルジャン:今井清隆
ジャベール:鹿賀丈史
エポニーヌ:笹本玲奈
ファンティーヌ:岩崎宏美
コゼット:辛島小恵
マリウス:泉見洋平
テナルディエ:斉藤晴彦
テナルディエの妻:阿知波悟美
アンジョルラス:岡 幸二郎

 何て素敵なキャストなのでしょう!見たい方ばかり!
 胸が高鳴るその勢いのまま、帰宅するなり母を質問攻めにしたのでした。キャスト毎にコメントを頂戴しましたので、ここに書きとめておきます。

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posted by Elie | MUSICAL | comments(2) | trackbacks(0) |
時ばかりが過ぎていく
 何だか、湿度の上昇を感じる昨今です。梅雨が近付いてきているのですね。
 さて、忙しいという自覚はないものの、ここ数日(実は先月からだ)は怒涛の如く過ぎ去り、自分にとって大事なイベントを悉くスルーしてしまいました……寂しい…悲しい……

 ジョニーがいらして、お帰りになりました。
 レミゼが開幕して、3日が経ちました。
 Gerryがいらして、お帰りになりました。

 それぞれについて動画をDLしていますが、見る時間がなくて未だ見ておらず……あ、ジョニーの動画だけはありませんでした。。。
posted by Elie | OTHER MEMO | - | - |
「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」
 最後の20分くらいしか見なかった地上波放送ですが、ちょこっと感想を。

 もうクライマックスだと思いながらTVをつけたら、案の定、既にサンズの目はくりぬかれており、いたいけな少年に手を借りて奮闘していました。とんでもない奴なのにどこか憎めないのは、ジョニーというフィルターを通しているからなのでしょうか。癖のある面白い人物になっていると思うのです。「Sweeney Todd」が楽しみでなりません。

 改めてよくよく見ると、本当に有り得ない現象の連発でした。撃たれた人間が吹っ飛ぶような威力の銃器、これを扱う人はどんなに強靭な手首を持っているのでしょう。撃たれるだけで肉が焼けてしまうような弾丸、一体どんな組成なのでしょう。そんな有り得ない世界で、歩くたびに金属がすれて音がする・豚の鼻のように愛らしく同時に恐ろしい威力を誇る愛銃を撃ちまくる・影を背負ったマリアッチが、とても格好良く見えてくるから不思議です。アントニオ・バンデラス、今月末から「シュレック3」の猫ちゃんのお声で聞くことが出来ますね。とても楽しみです。
posted by Elie | JOHNNY DEPP | - | - |
「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」
 物語の壮大さや重厚さが増していて、圧倒されました。特にクライマックス、カリプソの大渦と悪天候の中での戦闘シーンは全身に鳥肌が立ちました。全編通して笑いは控えめで、前作との色合いの違いは明らかです。物語の出来具合だけで申しますと、やはり「〜/呪われた海賊たち」が最もディズニーらしく、夢や冒険の要素が強く、広い年齢層に受ける作りになっていたのではないかしら、と感じますね。

 以下、思い出されるままに徒然と。ネタバレ全開です。

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posted by Elie | JOHNNY DEPP | - | trackbacks(9) |