BOOK SHELF
舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
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疾走する革命の地響き
 MAブログがいつにない賑わいを見せていて嬉しい限りですけれど、もう公演自体が終わりに近付いてきているのですね。寂しいことですが、凱旋盤CD、或いは再演を信じて、遠くから拍手と声援を贈ることにします。

 さて。
 アンサンブルさんのインタビュー動画に挿入されている舞台映像ですが、プリンシパルキャストにフォーカスされ、ダウンロード用に音質画質共に落とされているとは言え、結構高品質な印象を受けるので、またもやムクムクと期待が膨らんでくるのです。それは…作品の。勿論、劇場にはTDVだってレミゼだって、過去の舞台の映像が山と詰まれているはずです。仮に私が盗人だったら、それを盗んで牢獄に19年。CDのお話も出ていない現在において、全く無理なお話ですよ。でも、貴重な貴重な凱旋キャストの映像がDVDやビデオで残されたら、気持ちが良くて叫んじゃうとても素晴らしいのに。抑えがたい欲望にまみれて、日々暮らしています。

 ♪ダンダダダーン…お祭りーのー音だー

 そうなのです。舞台映像を見るたびに、私の頭の中はお祭り状態。TDVでパラダイスが広がっていた時ほどではありませんが、確かに、舞台上で起こった革命の奔流が私の体にも流れ込んできているのです。
posted by Elie | MUSICAL | - | - |
REMの記憶と夏の予定
 ここ数日、気疲れからか、ストレッチをやりながら床で寝入ってしまう日々が続いていたのですが、週末になってからは日付が変わる前に眠れました。お陰で(?)夢もばっちり覚えています。

 金曜、未明の夢…何かに大層感激して、大号泣しました。
 日曜、起きる直前の夢…飛び散ったガラス片を裸足で踏みつけ、小さな欠片が足底皮下に入り込んでしまったのを、今井清隆氏に取って頂きました。

 何で今井さんなのかしら?と思いましたら、昨晩、今井バルの日を選んでいたからですね。海の日と東京楽は奇跡的にFCで取って頂けましたが、それ以外は直前になってみないと予定が立てられないので、一般前売りの当日は参戦しませんでした。とは言うものの、前述の二日間だって予定は未定、行けるかどうかは未だ定かではないのです。行けます様に!!!!!!

 今年のレミゼでは少し変わる部分もあるようなので、その点も楽しみです。原作も読んだし(記憶が飛んでいる分を補わなくては!)、CDも聞いているし、気分の盛り上がりだけは完璧。2年前とは違う視点から、違う心構えで観劇できそうな気がして、今から胸が高鳴ります。どうか、どうか、観に行けますように。

 CD繋がりでお話をもうひとつ。MA凱旋盤、かなり切実に出して欲しいと願っているのですが、動きがありませんね…。ニュアンスの違いや今さん綜馬さんの記憶を上書きしたくない一心でいるので、初演盤を聞けないでいます。東宝さま〜!お願いしま〜す!!
posted by Elie | STAGE MEMO | comments(2) | - |
「レ・ミゼラブル」原作本を読了
 確かTDVと同時期くらいから読み始めたレミゼ原作でしたが、昨日になって漸く読み終えました。時に眠りながら(寝転がってではなく、舟を漕ぎながら/笑・・)、時に猛烈な勢いで、時にMA原作など他の本に切り替えながら、牛歩にて読み進めていたので、もはや記憶が消失している部分もあり、それが少し心残り。読み終わった傍から読み返すなんて、稀な経験をすることになりそうです。本編の感想を少し書きたいのですが、それは後日この記事に追記する予定で居ります。

 さて、今年のレミゼは…7月の山口バルを一公演押さえたので、突発的な予定が何も入らなければ、燃える太陽の矢が胸に飛び込んでくることでしょう。次に狙うは東京楽。この日が取れなかったら、まだ見たことのない今井バルの日を狙って攻めてみようかと思っています。…残念ながら、さとしバルまでは手が回らないかも。本番でのお歌を聴いてみたいのですけれど、ね。カズさんのような野性味溢れるバルジャンに近くなりそうな気がしていますが、番組のナレーションでの落ち着いた声を聴いていると、野性味と言うよりどこか‘ますらお’な印象を受けるので、バルジャンとさとしさんが如何融合するのか気になるところです。

 公式サイトではファン感謝デー2が決定した模様ですが…週半ば、それも平日と来れば参加できないに決まっています。。あぁ無常。稽古場初公開なんて、なお魅力的では御座いませんか。私も隊列を組みたいですわ。
posted by Elie | BOOKS | - | - |
線が見える時
 先々日は人生初のチャット、先日は二度目のチャットを体験しました。お話して下さった皆様、有り難う御座いました。目の前で絵が出来上がっていく様子を見るのは楽しいですね!また機会がありましたら、お仲間に入れていただけると嬉しいです。


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posted by Elie | OTHER MEMO | - | - |
「ストリングス〜愛と絆の旅路〜」
 例えば文楽人形を操る時、小さい人形ですと黒子一人で扱うこともあるようですが、大抵は三人遣いでそのうち二人は黒子、主遣いだけが顔を見せます。蝶々などの小道具を動かす時は、黒子が行います。また歌舞伎では、黒子的役割の人が全く普通の出で立ちで舞台上に現れますし、そう言った方たちにも見せ場が用意されています。逆に西洋の人形劇ですと、操り手は完全に姿を隠し、人形に繋がる糸もなるべく見えないように工夫が凝らされています(恐らく)。

 これは文化の違いで、見えるものを見えないものとする考え方と、見えるものが絶対的である考え方、勿論、前者が日本で後者が西洋です。だから伝統的な日本家屋は襖や衝立だけで間仕切りが可能なのですよね。…という内容の文章を読んだ記憶があります。

 オリジナル版は存じませんが、本作は西洋出身の作品であるにも関わらず、その典型ではないように思いました。と言うのも、人形に繋がれた弦が異様に太く、彼らが沢山集まっている様はまるで豪雨のようだからです。普段の人形劇なら是非とも隠したいものを敢えて強調し、そこにテーマを据えた発想は面白いと思いました。人形たちの体は幾本もの弦によって支えられ、彼らが一箇所に集まると弦はハープのそれのように並ぶ。そういう光景はとても不思議で、幻想的でした。音を奏でるとか、弦が震えるとか、切れると大変とか言うのは、具体的な弦を持たない私たちの世界に通じる比喩でもある気がしてきて、また不思議です。

 王女がとても可愛らしい。輪郭は「コープスブライド」のビクトリアを思わせ、パッチリした大きな青い目と白磁の肌が印象的。兄の旅立ちを不安がって彼の手の弦を掴む仕草と表情が、なんともいたいけで良かったです。最後に、彼女にいつも寄り添っていたオーラ(でしたっけ、あの鳥)の糸が、ゼリスの長老(?)がみまかる時と同じ様にスルスルと天から落ちてきて飛び去っていくシーンですが、あれに込められた真意は図りかねますが、とても象徴的で綺麗でした。死後の世界の暗示なのでしょうか。

 そもそもこの作品に惹かれたのは、いっちー(市村正親氏)が吹き替えに参加されていたから。彼の演じた前王は冒頭でご自害召されますが、短い時間ながら重厚で悲哀を孕んだ存在感のある素敵なお声を堪能できました。
posted by Elie | MOVIE | comments(0) | trackbacks(5) |
爆笑トークショー!
 最近の迅速なお仕事に感謝しています、MA公式ブログさま。
 トークショー当日に観劇された方のご報告を拝読しては、毎晩のようにPC前にて怪しげな微笑みを浮かべ、時には声を上げて笑っています。動画で見たきりなのにこんなに抱腹絶倒で、時を隔て場所を隔ててもこの幸福感なのですから、実際にトークショーを(見ることはありませんが)見ることになったら、一体どれだけ舞い上がってしまうのでしょう………僕は飛ぶよ虹の空へ〜♪

 以下、諸所で拝読したお話を交えて書いていますので、畳みます。内容に不都合が御座いましたらお知らせ下さいませ。

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posted by Elie | MUSICAL | comments(2) | - |
約束
 NHKの歌謡番組に岩崎宏美さんと井上芳雄さんがご出演と聞いて、楽しみにしていました。番組の時間までに帰宅できたので、結局はお二人だけでなく全曲聞いてしまいました。

 岩崎さんは誰ピカなど別の番組で拝見したことがありましたが、とっても可愛らしい方で、歌声も素晴らしい。残念ながらファンティーヌで見ることが出来ないので、想像で補完しながら聞いていました。さぞや感情豊かに『夢やぶれて』を聞かせて下さるのだろうなぁ〜と思いながら、高音の伸びに聞き入っていました。

 そして本命、井上さんのご登場。『約束』という歌を歌うんだって、と母に言ったら、どうやら思い出のある曲らしく、え〜聴く聴く聴きたいっ!とすっ飛んできて、一緒に聞いていました。一箇所だけ作詞したみたいで思わず突っ込んでしまったのですが、丁寧な感情の織り込み方がとても素晴らしかったです。ママが死んでしまって堪えきれず泣いてしまった、という件りでは、井上さん自身が本当に泣いているのかと思うほどの熱唱で、私も目頭が熱くなりました。最近とみに、子供が何かに耐えようとしているシチュエーションに弱いです。
posted by Elie | STAGE MEMO | - | - |