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舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
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ダンス オブ ヴァンパイア
主なキャスト(敬称略)

クロロック伯爵:山口祐一郎
サラ:剱持たまき
アルフレート:浦井健治
シャガール:佐藤正宏
レベッカ:阿知波悟美
マグダ:宮本裕子
ヘルベルト:吉野圭吾
クコール:駒田一
アブロンシウス教授:市村正親

指揮:西野 淳

@帝国劇場 1階D列30番台
(2008年7月27日 指揮者・座席追加)

 ロビーに蝙蝠が飛んでいまして、これの飛び方が何だかリアル。結構フラフラ飛ぶのですよね、蝙蝠は。天井から3羽ほどぶら下げられて、キュキュキュキュと可愛らしく飛び回っていました。どうやらリー君と言うらしいです。
 タイトルにダンスとあるだけありまして、思いの外ダンスシーンが多かったです。それもガンガン激しい曲或いは音に乗った、躍動感ある踊りが!素晴らしい、あのパワー。照明も効果も毒々しくて、なのに基本はコメディだから、随所で笑わせることを忘れない。ギャップが可笑しさを誘うのかしら。とにかく、世界に引き込まれてしまいますね。瞬時に現実に戻る事が出来なくて、実際、フィナーレで立ち上がった時はふらふらして、なかなか半規管の中のリンパ液が落ち着きませんでしたから。見続けたい舞台の一つですね!
 定番ギャグも炸裂!!定番のはずなのに、何故だか物凄く面白いのです。そういうのばかりでは勿論ないのですが、私、客席で始終ニコニコしっぱなしでした。

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posted by Elie | MUSICAL | comments(2) | trackbacks(1) |
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
 やっと観る事が出来ました!公開からおよそ一週間が経過しているにも関わらず、朝一の回も思いの外盛況。中年女性(男性も!)が多かったのが意外でしたね。終わって劇場を出た時は、既に次の回を待つ客の行列で溢れていました。凄い海賊旋風!こう言った、ターゲットとする年齢層の幅が広い作品の場合、普段あまり映画館にまで足を運ばない方々もあるでしょうから、余計に凄いのかも知れませんね。そういえば、「ネバーランド」を見た時も朝一でしたが、劇場出口の人口密度が高かった気がします。ジョニー人気を裏付ける現象でしょうか。ともあれ、私が映画の世界に浸かるきっかけ、ちょっとしたターニング・ポイントになった「パイレーツ…」シリーズの2作目の感想を、ネタバレ云々に関しての手加減無しで綴ります。未見の方はご注意下さいませ。

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posted by Elie | JOHNNY DEPP | comments(11) | trackbacks(47) |
「シザーハンズ」特番に対する雑感
 午前中、テレビ東京で放送された特番、Highland Flingの時よりも内容の濃いものになっていたと思います。マシュー・ボーン氏とは?という紹介から始まり…最後には真実さんの紹介もありましたね。スワンやNutcracker!の作品紹介はいずれもDVDからの映像でした。佐藤友紀さんがゲスト出演されて、色々と興味深い事を仰っておられました。ジョニーとのツーショットが羨ましいですね。
 スコットのバックステージツアーも実に愉快。植木の衣装は重いわ暑いわ視界は悪いわで、大層苦労するようです。鬘の種類も豊富。植木カットやヘアカットなど、映画でおなじみのシーンも再現されているとか。ダンサーたちのお腹の肉は全てボディースーツによるもので、スコットも真実さんもそれを着用した(する)そうです。弛み具合がとてもリアル…触感はやはりムニムニプヨプヨかしら。
 ハサミは映画で使用されたそれより大きめなのだそうです。だからそれなりに重さもあって、2時間のパフォーマンスは大変スタミナを要するそうですよ。主演二人が写真を見ながら話しているのも面白いですね。踊りのスタイルにはそれぞれのテイストがあっても、メイクが殆ど変わらないから互いの舞台写真が並んだときに、どちらがどちらか判別し辛いのだそうです。実際、メイクの様子を見ていると納得。眉を潰す事から始まり、あの筋肉板のような衣装の紐を丁寧に締めていく…こちらも動くと結構暑くて大変なのだとか。因みに、目周りのメイクは歌舞伎の隈取からヒントを得たものらしいです。成る程、言われて見れば納得のラインですわね。ハサミによる傷は全て手書き。思ったよりも痛々しい感じ。
 思えば貴重な映像が多かったですね。エドワード役の練習風景もかなり少ないですがありましたし、舞台化に関するジョニーのインタビューも少々。来日した時のものですね。『最も続編が欲しいのが「シザーハンズ」で、エドワード役はまだ完結していない。マシュー・ボーンによる本作の舞台化はとても良いアイデアだと思う。音楽もダンス向きだと思うし、是非見てみたい』と言ったようなことを語っておられたと思いました。

 何か思い出したらまた追記するかもしれませんが、取り敢えず雑感として。
posted by Elie | MATTHEW BOURNE | comments(4) | - |
「タイドランド」
本当は映画館で見たい「ローズ・イン・タイドランド」ですが、今のところ都合がつかないので観に行けません。来月くらいまで上映があるか、或いは時差で我が地元界隈まで拡大上映してくれれば、無理にでも出かけますのに。

と言う事で、矢も盾もたまらずに原作本「タイドランド」を購入しました。とてもすんなり読めそうな本で、楽しみですね。
レミゼと併読できるのか…微妙な所ですが。
posted by Elie | MOVIE MEMO | - | - |
レミゼを想う2
 レミゼ日本初演20周年記念公演が2007年6〜8月に決定していますね。
 残念ながら、鈴木綜馬さんのジャベールは観られないようですが、20周年記念スペシャル・キャストなるものが組まれています。キャストスケジュールは今後決まり次第…との事なので、楽しみですね。
posted by Elie | MUSICAL | - | - |
レミゼを想う
 ある日、突然「レ・ミゼラブル」を観たくて堪らなくなりまして、遂に原作を購入してしまいました。しかしこの原作、司教様の章が長いのですよね。確かに、後にバルジャンの人生を左右する人物である事に違いは無く、故に重要人物ではあるのですが、100ページ以上割いてまで語ることなのかしら…。。レミゼを読む上でハードルとも言える司教様の章、バルジャン登場後と比べたら読むスピードが格段に違うのですから驚きです。バルジャンの話に入ってからは本当にすらすらと読み進めることが出来るのです。…この調子でポッと司教様が出てきたのですが、前章を受けてか彼に関する説明が非常にあっさりとであっても何となく理解できるのですよね。“この司教は博愛と友愛とに満ち溢れた人物なのだ”と。それを見越しての前章であったのか…そう考えると、恐るべしユーゴー氏、なのですが、まだまだ先は長いので評価するのは控えます。

 ところで、来年の6〜8月に日本初演20周年記念公演があるみたいですね!
posted by Elie | MUSICAL | - | - |