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舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
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劇団四季 キャッツ

2007年5月6日キャスト追加

 ダンス好きには堪らない作品かもしれません。今日のマジシャン猫がクラシックバレエ出身の方でしたので、バレエ的要素も堪能できましたし、おばさん猫とゴキブリのタップは見ているこちらまでステップ踏みたくなってしまう楽しさ。歌も勿論素敵だとは思いますが、混声合唱が多く予備知識ゼロだったので、何を歌い込んでいるのかいまいち聞き取れずに物語の大筋を追うのが精一杯の状態でした。でもこれは粗筋さえ理解すればエンターテイメントとして単純に楽しめる作品だと感じましたね。ダンスシーンが多いのが本当に嬉しい。セットにも凝っているから視覚的に大いに楽しめました。
 そのセットなんですが、猫サイズで作られているために山と詰まれたガラクタの一つ一つが大きくて、こちらまで猫気分。舞台の周りだけでなくて座席の後ろの壁や2階席の下階にせり出した部分にまで細工が細かい。パスネットがあってうけました。因みにパスネットが使える電車が全て描かれたデザインのものでした。他にも、洋物の洗剤、浅草で売っていそうな煎餅、キューピー、J-PH●NEの携帯、たま●っち、パンの入ったままのトースター、やかん(こいつには出番がありました)……などなど。リアルにゴミ捨て場を再現したセットには本当に度肝を抜かれた。感触がリアルなんですよね。スポーツバッグとかグローブとか、驚きの質感(触っては居ないですが)

 とても楽しめたのですが、困った事に猫の名前がちっとも解らない。タマとかミケとかポチ(犬!)とかネコ(?)とか、短い、日本人に馴染みのある名前ではないので、其れが原因かと。エリザベスとかロドリゲスなら、まだ覚えやすかったかも(笑)
 因みに私のご贔屓ネコは、マジシャン猫と子猫とヴィクトリアです。

 やはりロイド=ウェバー卿の音楽は頭に残りますね。「メモリー」を初めて生で聞けて、感激しました。グリザベラの貫禄に圧倒されます。個人的にはもっと太く低い声の方が好みですが。
posted by Elie | MUSICAL | - | - |
「オペラ座の怪人」鑑賞6回目、DVDにて

特典1
 パーフェクトガイド付録DVDのデラックス盤といったところでしょうか。ガイドの付録が如何に掻い摘んだ映像かというのが解ります。こんなに楽しい苦労話があったのね〜という感じで、楽しめました。ジェニファー・エリソンのインタビューが少ーしだけあって、嬉しかったな。支配人(サイモン・カロウ&シアラン・ハインズ)のインタビューも付録のとは違う発言が含まれていて、思わず笑ってしまった。“2メートル近い男が『小さい方が僕だ』だって”? ブフー(笑)。Tシャツにジーンズで猫背のまま、美しい歌声を披露するパトリックも必見。そんな姿勢でよくもそのような美声が出ますわね(笑)
 やはりメイキングは面白いですよね。キャスト&スタッフが明かす撮影中のハプニングも逃せません。NGが入っていなかったのがちと残念ですが。

特典2
 言っちゃ何ですが、実は私、舞台版にはあんまり興味が無い! こういう方には退屈かも知れません。でも貴重映像満載かと。専門家のようなお二方による解説には、聞き入ってしまいました。彼ら自信の解釈だとは思いますが、成る程、こういう感情が奥にはあったのか、などなど。

本編
 ストーリーに関する事は散々語って来たので、今回は違う事を。特典を見た後なので、笑いの方向へ見てしまうこともありまともに書けない、と言うのが正直な所ですが。
 これはスクリーンで見るべき作品かもしれないですね。ワイドフラット仕様のもので見れば違うと思いますが、映像それ自体が小さいので宝箱の中のようでした。スクリーンでどかーんと見ると、物語の舞台の荘厳さが伝わってきて、ゴシック・ラブストーリーというのがしっくりとくるのですが、小さい画面で見ると、開けたらドバーッと溢れてくる宝箱のよう。つまり、背景の装飾が多少ごちゃごちゃしているように感じられたと言うことです。
 でもDVDの良い所は、特典映像があるということと好きにストップモーションで見られるということ。かのスワン(笑)、ホセ・ティラード氏を探せるわけです。ホセの他、アンドリュー・コルベット、ピア・ドライヴァー、ソフィア・ハードリーの名前はエンドロールで確認しました。本編中では…顔がホセほど一致しないので探せず…。
 一方ではGerryファントムのロッキンな歌唱に聞き惚れておりました。劇中オペラ「勝利のドン・ファン」での“Anywhere you go let me go to 〜”のフレーズはロック風全開ですよね。個人的に大好きなのは墓場でのデュエット「Wandering Child」。
posted by Elie | GERARD BUTLER | comments(2) | - |
遂にチョコレートの気配が
ようやく地元の映画館にも「チャーリーとチョコレート工場」の気配が近付いてきました。エレベーター入り口の上方の壁からちょっとしたオブジェがぶら下がっていたり(こちらはあまりの興奮故に撮影し忘れました)、フレームアウトしていますがこのようなオブジェも置いてありました。ゴーグルの片レンズを象ったものと、カンバス風に立てたポスター。一緒に居た友人もこのポスターを素敵だと言っていました。チラシはその絵柄ではなかったけれど、折角なので頂いてきました。こちらの裏に宣伝が書いてあります。言うまでもなく文字は日本語ですが(笑)。友人は“ブラックユーモア”との文句に反応し、見たがっていました。
posted by Elie | JOHNNY DEPP | comments(2) | - |
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」
 第一印象。
 役者の成長とアナキンの成長が被っていた気がして嬉しい心持ち。

 巧く言葉に纏められないです。あまりにもエキサイティングで、あまりにも、精神に過酷で。なので今回ばかりは箇条書きで失礼します。普段書いているような読み辛い感想文に纏められそうになったら、こっそり書き直しますね。
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posted by Elie | MOVIE | - | - |
「ニック・オブ・タイム」
 「デッドマン」のビデオに予告編が入っていたので、思い出しながら綴ってみようかと。

 これの評価はあまり高くないようですが、私には面白かったです。時間を忘れて見入ってしまったくらいですから。自分だったらこの場合はどうするのか、そんなことを思いながら見ていた記憶があります。引き返す事も、やり直す事も、止める事も出来ずに、ただタチの悪いゲームを強要されるなど、考えも及ばない事ですがね。
 もう一つの衝撃。娘役の子が可愛かった!メロメロでした〜笑
posted by Elie | JOHNNY DEPP | - | - |
「妹の恋人」

 焦った焦った! DVDプレイヤーで再生できないんだもん。リビングのデッキには“このプレイヤーじゃあんたの入れたディスクは再生できんよ”とか言われるし、父のデッキには“Wrong disc”呼ばわりされるし、全く厭になる。よく見たらディスクの内縁にある記録面が傷ついていて、そのお陰でデッキにはじかれた模様。PCで試したら再生できたのでそのまま見てしまいました。あ〜良かった!安心した! 公共物は丁寧かつ慎重に扱って欲しいものです。

 さて、感想ですが…
 これ大好きです。愛らしくて、見た後に何だか爽やかな気持ちになれます。サム!愛しいよサム! ジョニーってこんなに芸達者なんですか(笑)。最高です。楽しんで演じているのが何となく伝わって来ますね。サムの屈託の無い表情がとても魅力的ですよ。こちらまで微笑んでしまいます。楽しいジョニーは勿論、彼の、何と言ったら良いのでしょう。美貌と言うか綺麗さと言うか、ジョニーに当てはめるにはどれも違うニュアンスのような気がしますが…綺麗なんです。ふとした表情が(いやどれもこれも全部!笑)とても、美しいんです。サムは中性的な雰囲気も漂わせていると思うのですが、とにかく素敵だ。
 サム・レシピにもかなり興味があります。クッキング過程は置いとくとして笑、結構美味しいかも。でも実際、アイロンであんなに上手に焼けるものなの? パン専用アイロンを用意しないとね(笑)。ラケット・マッシュにはちと納得しました。これ便利じゃない?笑
 音楽も良いと思います。作中のコメディとよくマッチしている感じ。底抜けに明るい話では決して無いですが、鑑賞後の爽快感にも似たこの感じは何でしょ。
posted by Elie | JOHNNY DEPP | - | - |
「デッドマン」

 色彩情報を捨てることで、被写体の情報がより際立って得られるとか何とか聞いた事があります。まさにその通りで、いや、その為なのか、ジョニーの表情がとても、何時も以上に素敵に見えました。

 会計士だった頃には有り得なかった冷徹さで人間を撃殺し、自らも死を抱えながら生きる男ウィリアム・ブレイク。彼の旅に何の因果が関わっているのかはさっぱり解らない。彼は手紙の通りに職場となる筈だった場所へ赴き、雇われる前から失職し、女に親切を分けた事から心臓の直ぐ横に鉛を打ち込まれてしまう。ふらふらになった彼はnobodyと名乗る男に救われ旅路を共にするが、濡れ衣を着せられ指名手配となる。nobodyと別れた後も追われながら当て所もなく馬を進めるうち、偶然にもnobodyと再会し、魂の集まる場所(?)へと導かれる…
 こんな話ですかね。
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posted by Elie | JOHNNY DEPP | - | - |
「ブレイブ」

 自分だったらどうする。守りたい家族が居て、職がなくて、やっとあり付いた職がリアルに死体役だったら?

 ラファエルは凄い男。自分の命を売れるほど家族を愛していたのだと思います。「I love you.」と言う言葉には「愛している」以外の含みとして「自分はあなたの為なら死んでもいい」と言うのが有るんだそうです。この話はまさにそれであると。ラファエルの、家族を見つめる眼差しや肌を撫でる手…彼の全身から家族への並々ならぬ愛情を伺えますから。
 物語のラスト、“職場”に向かうラファエルと強制撤去される村が交互に、優しい曲に乗せてインサートされます。その取り壊された家々を見ると、ラファエルの命が作り出すであろう金が彼の家族の元に確かに渡って欲しいと願わずに入られなくなりました。正していた襟元を緩めた神父がその役割を果たしてくれはしないかとも、思うのです。そして、エレベーターらしきもののシャッターが閉じる大きな音で優しい旋律はブッツリと切られ、物語も終わるのです。その終わり方はラファエルの命の終わりをも暗示しているかのようで、切なさを後に残します。

 彼は命を賭して家族を救ったのだと考えたいです。
 自分だったらどうする。今の私には解りません。
posted by Elie | JOHNNY DEPP | - | - |
「ショコラ」

 案の定チョコが食べたくなりましたよ、このチョコ好きは(笑)。伝統を重んじる白く埃っぽい村が、ヴィアンヌ親子の登場以降徐々に色彩を帯びていく様が美しくて、見入ってしまいました。ボウルの中でとろけるチョコがまた綺麗で…美味しそうで…おっと涎が。
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posted by Elie | JOHNNY DEPP | - | - |
エピソード3…
EP2まで見てきて、3を見に行こうかどうしようか迷いながら日本公式サイトに行って見ましたところ、物凄い事実を発見。Queen of Naboo Keisha Castle-Hughes のクレジットがあるじゃないの!この子は「クジラの島の少女」のパイケアを演じた子ですよ。これだけでも私には見る価値あります。
posted by Elie | MOVIE MEMO | - | - |