BOOK SHELF
舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
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since 2005.Feb
レオノール・フィニ展
 行って来ました。

 印象としては、(デルボー+クリムト)÷2。とは言え芸術家はそれぞれに独特ですからね。独特な世界でした。
 毒を含んだ作品もありますが、割と初期の作品に幻想的なものが多かったですね。鉱物の時代の並びだったと思います。青と緑の不思議な世界。
 エロティシズムの世界ではやはり肌が美しく浮かび上がるような描かれ方をしているように感じました。真珠の肌をした少女や、色々。女のメタモルフォーゼの骸骨姿の方のポストカードが欲しかったのですが、見当たりませんでした。残念。。。
 舞台衣装も綺麗でした。魚の骨などを使った仮面には驚き。もっと驚いたのは、ローラン・プティさんのバレエの舞台装飾画があった事!フィニとプティのコラボ!誰か再現してー(笑)
posted by Elie | MUSEUM REPORT | comments(2) | - |
「皇帝ペンギン」
 自然と言うのは厳しい世界です。産卵地までの長い行進、オスの取り合い(笑)、凍る卵、凍る雛、腹を空かせたオスの行進…自然淘汰を目の当たりにしてしまいました。しかしこれこそが生きるということなのかも知れません。気性の激しい台地に生きる彼ら。生物種は違えど、生きる為にすることは同じです。しかし自分はこんなに必死に生きたことがありませんから、そんな彼らの姿に感動もするし、興奮もするわけで。命のドラマはどうしてこうも切々と訴えてくるのか。
 「生きる」姿は美しいなと思いました。同時に、ぐーたら生活に甘んじている私には到底出せない輝きを持っていると思いました。

 ペンギンたちの表情も行動も、時にコミカルで笑いを誘います。子ペンギンが出てくると一気に笑いが増える。館内はかなり和んでいました。

 全編通して印象に残っているのが「消え果てる」と言う表現。厳しさに耐えられずに死んでしまうと言うことなのですが、とても芸術的でありながら自然淘汰のシビアな感じをスマートに伝えてくる表現だなぁと感じたのです。
posted by Elie | MOVIE | - | - |
残念!
シルヴィ・ギエム《最後のボレロ》のチケット取れませんでした…物凄い競争率。

行かれた方のレポを待ちます(笑)。
posted by Elie | DANCE, BALLET, PLAY | comments(2) | - |
「ファントム」下巻
 スーザン・ケイ 著

 「オペラ座の怪人」エリックがペルシャを後にしてからの生活とオペラ座事件、そしてその後までを描いた作品。
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posted by Elie | BOOKS | - | - |
「ファントム」上巻
スーザン・ケイ 著

 「オペラ座の怪人」エリックの生涯を鮮やかに描いた作品。上巻は幼少時代からペルシャに居た頃まで。

 2005年版映画を見たあとに読んだ、当時の感想を復刻エントリー。
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posted by Elie | BOOKS | - | - |
See you next, MATTHEW BOURNE'S 「Highland Fling」
 7月10日、「Highland Fling」の楽日でした。色々な方のレビューを読んで楽しませて頂いています。
 カンパニーの皆様を始め、今回の公演に携わった皆様、楽しい時を有り難う御座いました!そしてお疲れ様でした!是非再演して欲しく思っています。願わくは、DVDとサントラも発売して欲しいですvv

 Thank you very much for everyone who were engaged in this tour -- casts, staff, and all the people. I really hope that you'll come back to Japan again. And I want you to also sell DVD and a sound track for enjoy the Matthew's world at any time.

 例によって英語は気にしないように(笑)。
posted by Elie | MATTHEW BOURNE | - | - |
in LONDON.
 突如起こった惨事にショックを受けています。
 サミット、オリンピックの開催、観光、朝の通勤ラッシュ。そこで起こったのは同時多発テロ。

 亡くなった方々へのご冥福と、被害に遭われた方々への早期回復を、心よりお祈り申し上げます。
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posted by Elie | OTHER MEMO | comments(2) | - |
早く来い来い
 「The Legend of Zorro」が米国かどっかで今秋公開だそうですね。「マスク・オブ・ゾロ」の続編で、前作と変わらずアントニオ・バンデラス主演。予告編を見たのですが、ゾロが何言ってるのかさっぱり聞き取れませんでした。家族は俺の人生そのものだ、位のことを言っていたと思われますが、真相は如何に。

 予告編のラストがとても面白いです。

 前作よりもアクションのボキャブラリーが豊富な印象で、「パイレーツ・オブ・カリビアン」を彷彿とさせる音楽が期待を高める。日本上陸が楽しみです。


 余談ですが、トップページに表示される記事数を少なく設定しているので、割と直ぐに記事が流れてしまうと思います。目的の記事はカテゴリーからお探しになるのが最も近道かと。サイト内検索機能もご利用下さい。
posted by Elie | MOVIE MEMO | comments(2) | trackbacks(1) |
MATTHEW BOURNE'S 「Nutcracker!」DVD
 久し振りのハッピーエンド(笑)。
 一度TV放送のビデオを見た事があったけども、意外と覚えていないものだ。ラストって、そうか、ああいうラストだったっけか。

 全編通してキャストの表情がかなり楽しいですね。

 来日公演は行かなかったんです。くるみ割り人形がニールだったんですよね。ダンスマガジンで確認済み。友谷さんのクララにも興味津々。後悔先に立たず。今度来たら必ず行くから!
 DVDのキャスト見て驚いてしまった。
 色んな人が出てるー。次見るときは其処まで確認したい。
posted by Elie | MATTHEW BOURNE | - | - |
ルーブル美術館展
 エッシャー展やミュシャ展ほどではなかったと思いましたが、凄い人出でした。

 美術展では初めて音声ガイドを借りてみました。文楽では借りないと解らないから、必ずガイド片手に見ているんですが、こういう展覧会では自分の感性に頼りゃ良いかと思ってしまっていたので、借りたことは無かったのですよ。
 やはりガイドはあるに越したことは無いですね。見所をちゃんと押さえられるし、絵が描かれた背景もわかるから、一層面白いです。

 結構作品数があったと思います。

 印象的だったのはポール・ドラローシュの『若き殉教の娘』とジャック=ルイ・ダヴィットの『マラーの死』。前者は水面に漂う髪と水面の揺らぎが綺麗。後者では刺し傷を描き出している絵の具の隆起を発見。

 帰りに「チャーリーとチョコレート工場」の日本語版と英語版を購入。映画の公開が待ち遠しい!
posted by Elie | MUSEUM REPORT | - | - |