BOOK SHELF
舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
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since 2005.Feb
「ドラキュリア」
 か噛まれたい!!
 あの異質で冷たくて悲しい、飢えた眼!(また眼かい)
 陰を背負ったキャラクターに弱いです。本当に。
 以下、出来る限り真面目な感想を書きます。

 ドラキュリアが登場するまでが長かったですね。勿論、棺桶に潜んでいることは一目瞭然なんですが、彼自身が出て来るまでは確信が無いわけですよ。あの中に居るんだと言う。それが唯一この作品の怖いところ。
 あとはB級アクションと危険な黒尽くめの男(笑vv)の連続。B級、其の定義は解りませんが(駄目だね)好きなんです。ドラキュリアが棺桶から起き上がったときに、被せられてたヘルメット(くつわの類だろうに)で覗き込んでいた男に頭突きすることになるんですが、笑いました。Gerryに頭突きされた!
 レンタルなのに特典が入っていて嬉しかったなぁ。オーディションでの長髪隈メイクのGerryまで収録されていました。ユダのメーキャップでしょうか。それとも初期段階でのドラキュリアのイメージ?
 あとはフューチャレットですね。撮影現場で牙装着のまま楽しそうに笑顔を振りまくGerry。首吊りを嫌がるGerry。彼以外のところでは、本編でもそうですが、ルーシー役の女性が可愛いです。個人的にはパーマネント頭よりストレートのが好きです。
 吸血鬼伝説の解釈が非常に興味深いです。其の部分だけでもこの作品好きだ。
 いやしかし本当にゾクゾクした。噛まれたい!…そればっか。
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posted by Elie | GERARD BUTLER | - | - |
「タイムライン」

 面白かった!
 全ての映像に無駄が無い感じ。と言うのも、伏線が張り巡らされているからそう感じるんでしょうね。14世紀に行くまでの展開が長く感じたのが気になりますが。

 歴史が解らなくても問題全くなし。私の大好きなマレクが説明してくれるから。笑。
 Gerry as マレクが大好きです。学者魂が疼いて仕方ないと言うはしゃぎ様がキュートでした。
 以下少々ネタバレです。

 川下りのシーン、あのお椀(違)の縁を伝ってクレアの方に移動して来るところが何とも言えず可愛らしいですね。いやはや、我輩も口説いて欲しいものであるぞ。笑。もう歴史なんて頭の隅にも無かったのでしょうね。一途なマレクに親近感を覚えます。
 クリスと石棺の前で話す場面も気に入ってます。

 ところで、フランシス・オコナーでしたか、ケイト役の女性。彼女が何故かミュンヘン・バレエのルシア・ラカッラに被るんです。特に似ている訳ではないのに。
posted by Elie | GERARD BUTLER | - | - |
MATTHEW BOURNE'S 「SWAN LAKE」
主なキャスト(敬称略)
ザ・スワン/ザ・ストレンジャー:ジェイソン・パイパー
王子:クリストファー・マーニー
女王:オクサーナ・パンチェンコ
執事:アラン・モーズリー
ガールフレンド:リー・ダニエルズ
幼年の王子:ギャブ・パーサンド

演出や衣装が結構変わっていました。
進化する舞台とはまさにこの事なのかも知れない。なんて偉そうな事を言ってみたり。
とても素晴らしかったです。

前回来日時に2回は見ていますし、DVDも5,6回は見ていますが、それらのどれからも感じることが出来なかった本当の獰猛な唸り声や、生の舞台特有の臨場感にどっぷり浸って来ました。上手ブロック9列目。良席でした。

ジェイソンはコンテンポラリー出身だそうで、其の為か、腕の動き(ポール・ド・ブラ?)が独特のオーラを纏っていました。クラシックダンサーとは一味違いますね。ジャンプが割と低空飛行で、よくシャーッと威嚇するのは彼の役に対する解釈なんですって。実際にセント・ジェームス公園でリサーチのために白鳥と踊った(笑)と言うホセとは異なった役作りが興味深いですね。

演出の変更点も良かったと思いました。
諸々の小芝居は勿論のこと、最後の王子の嘆きが強調されていて感動しました。
慟哭が聞こえてきそうですもの。
加えてスワンの負傷。肩の掻き傷が痛々しい。負傷メイクが施されるようになったのは前回公演の途中からでしたっけ、悲劇性が増したと思います。
4幕のことばっかりに言及していますが他の部分も大好きです。
作品として愛してます。
posted by Elie | MATTHEW BOURNE | comments(0) | trackbacks(0) |
「オペラ座の怪人」鑑賞3回目
 Angel of Hell!!!!

 スーザン・ケイの「ファントム」を読んだ所為か、映画見ながらもエリックの心情、特に怒りを強く感じて魂が揺さぶられました。魂だなんて言い過ぎかも知れませんが、他に言葉が思いつきません。それほどに強い感動を覚える。行き場のない激しい感情が突き刺さるんです。辛いなら、エリック、私で良ければぶつけて良いよ?と言いたい。それくらい、「ファントム」を読むと彼の感情が痛い。魂が歪んだ原因が解るからでしょうか。愛されなかったばかりか、酷い罵倒に耐えるしかなかったなんて……悲しいよ。
 ブケーを見下ろす冷酷無比な眼、愛弟子(同時に尋常ならざる憧憬を抱いている相手)を見る満足げな眼、激昂した感情がたぎる炎のような青い眼……
 演技巧いですね、Gerry。表情が伺い辛い役柄でありながら、あれだけ人を虜にしてしまうんですから。
 ブラヴォー!!
 またもやあの世界の彩りに酔ってしまった。新聞広告に“幕が下りた瞬間もう一度見たくなるラブストーリー”と言うキャッチコピーが付いていましたが、まさに其の通り。1回見れば内容は解るから、2回目以降では次の展開や台詞や音程を想像してしまって、回数重ねる毎に上映時間が短く感じるのです。
 More Gerry!! (笑)

 パーフェクトガイド。
 バックグラウンドって面白いですねぇ。思わず何度も読んでしまいます。付録もしかと見ました。赤ファントムがペットボトル傾けてたり(この写真はGB.net様にあります)、エキストラが衣装のまま携帯使ってたりと、ミスマッチな映像も一瞬ながら楽しめました。舞台裏ならではのあの空気も快感ですね。高校時代を思い出します。笑。  
posted by Elie | GERARD BUTLER | - | - |
「オペラ座の怪人」鑑賞2回目 追記
 I am your Angel of Music...
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「オペラ座の怪人」鑑賞2回目
以下5項目に分けて、勝手に語ってます。
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アダム・クーパー「危険な関係」其の参
キャスト(敬称略)
ヴァルモン子爵:アダム・クーパー
トゥールヴェル夫人:サラ・ウィルドー
メルトイユ侯爵夫人:サラ・バロン
ロズモンド夫人:マリリン・カッツ
ヴォランジュ夫人:ヨランダ・ヨーク・エドジェル
セシル・ヴォランジュ:ナターシャ・ダドン
ダンスニー:デーミアン・ジャクソン
ジェルクール伯爵:バーネビ・イングラム
プレヴァン/神父:サイモン・クーパー

@青山劇場 1階O列下手寄り
(2008年2月4日 劇場追加)

 東京公演最終日でした。
 噂が広まったのか、ほぼ満席。ファンとしても嬉しいですね、満席。
 カーテンコールではスタンディングオベーションも多数ありました。私もスタンディングしたかったんですがチキンハート故決心付かず…手がスルスルになる位拍手送るに留まりました。ブラボーも飛んでましたね。

全体の感想。
 踊りのキレが増し、メリハリが利いていたと思います。振りのタイミングとか服の脱がし方を始め、演出が少しずつ変わっていて、特に一幕ではあちこちでドラマが展開されるから何度観ても見たりないと言うか。あと東京最終日と言うこともあって出演者のテンションが高めだったですね。何時も出さない所で声出していました。ロズモンド夫人の笑い声も弾んでたし。
全ての踊りに魂を感じてしまった。
セシルを凌辱するヴァルモンの楽しそうなこと。
ヴァルモンを想うトゥールヴェルの激しい感情。
プレヴァンの哀れだけどどこかコミカルな姿。
等等…
 どれもこれも物語情緒が沢山あって、危険ワールド満喫しました。
以下、突込みなど。
・全ての回においてグランドピアノの回転ノイズが凄い
・ロズモンド夫人の歌詞の“此方がヴォランジュ夫人”が私には
 “此方がトゥールヴェル夫人”と聞こえるのですが
・ヴァルモンがガウンの下に携帯するダンスニーからの手紙は汗で湿ったり
 しないのでしょうか
・トゥールヴェルの部屋の出入り口が閉まらなかった
・トゥールヴェルがヴァルモンに渡すクロスのアジャスター部分
 はどうなっているのでしょう(まさか音のしないマジックテープとか。
 そんなの無いですよね)
・エピローグ、メルトイユの鬘が今回ではありませんが落ちたことがあります
・エピローグ、強光の差す天窓が四角から丸になっていて設置位置も低かった
・サントラ欲しいんですが、出ないのかな
posted by Elie | DANCE, BALLET, PLAY | - | - |
フジ子・ヘミング ソロリサイタル
 魂のこもったピアノでした。
 独特の加速と緊張、そして減速と弛緩を持った音色ですね。いつ聞いても感動します。
 詩情豊かなショパンは幻想的な風景を想起させますし、流れる水のようなリストは陽光に反射する水面を思わせます。
 どのコンサートでも出血大サービスなのは変わりませんね。今回も4曲ほど追加して下さいました。母は「戦場のピアニストのノクターンが聞けるとは!」と喜んでいましたし、私はドビュッシーの「月の光」が聞けるとは思いませんでした。
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「SHAKESPEARE'S R&J」
キャスト(敬称略)

首藤康之
佐藤隆太
小林高鹿
浦井健治

@東京PARCO劇場
(2008年2月4日 キャスト・劇場追加)

初のストレートプレイ観劇。
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posted by Elie | YASUYUKI SHUTO | - | - |