「ナイト ミュージアム」
2007.03.18 Sunday
目の前の剥製が動き出したら?ジオラマの中でミニチュアが動いていたら?
想像でしかなかった世界が目の前に展開するのがとても面白く、嬉しく、好奇心をかき立てられる作品でした。本当に動き出したら相当な混乱に陥るのかも知れないと思う一方、こういうミラクルも夢が沢山詰まっていて素敵だと、童心に返ってしまうのであります。人形に戻ったと思っていたテディがいきなり“ワーッ!”と驚かす所など、動かないと思っていたものが突然動いた瞬間の驚きがきちんと盛り込まれていたのがとても良かった。アンビリーバブルな感じが幻想的な音楽に乗せて描かれていたのもgood。何か別の作品で聞いた覚えのある音楽だけれど。。自然史博物館に行く事があったら、この映画のような視点で見てしまいそうですねぇ。また、ラリーが博物館の面々をまとめていく瞬間は、ニッキーの立場から見たらさぞかし感動的で、パパへの認識が新たになった瞬間なのではないかな。素直な子に育っていて嬉しいです(笑)。
ジオラマなんては長いこと見ていても飽きないくらい好きなので、あの部屋でのガリバー旅行記のような騒動は本当に面白かったです。摘み上げてみたくなる…(笑)。ジオラマ関連でもう一つ印象的というか、今作で笑いのツボにヒットしたのが、タイヤの空気を抜く件り。当人たちの視点と人間サイズの視点から交互に描かれたスケールのコントラストが物凄く笑いを誘います。これはモアイ像の“ガムガムくれ”より可笑しかった!他に可笑しかったのは、南北戦争の人形たちが戦闘を繰り広げた際に、胸に銃弾を受けて倒れ悶絶する人形の傷口から綿がはみ出していたこと。それに気付いた瞬間、あまりの愉快さにクギヅケになってしまいました。
以下、キャラクターについて少し。
T-REX→犬みたいで意外性がありました。遊ばない!と言われてしょんぼりしたのが可愛い〜。
ファラオ→彼の黄金板はとても都合が良いですね。インテリと言うのは面白かった。
アッティラ→Gerryのイメージが強すぎたけれど、あのキャラクターはアレでよし。自分の気持ちを解って貰えて泣いてしまうのは、可笑しさを持たせつつ潤んでしまうような、素敵な場面だと思う。
デクスター→剥製だったはずの猿がpeeするのが不思議でした。臓器が…?
クライマックス、セシルが馬車で逃走を図る場面は「ヴァン・ヘルシング」を思い出しました。緊迫感も似ていた気がします。“展示物については勉強しておくと良い”というセシルの言葉が彼にとっては仇となってしまったわけですが、“ダコタ!”(でしたか)の一発が決まったのは本当に小気味よくて痛快!ラリーの努力が最も報われた瞬間でした。
想像でしかなかった世界が目の前に展開するのがとても面白く、嬉しく、好奇心をかき立てられる作品でした。本当に動き出したら相当な混乱に陥るのかも知れないと思う一方、こういうミラクルも夢が沢山詰まっていて素敵だと、童心に返ってしまうのであります。人形に戻ったと思っていたテディがいきなり“ワーッ!”と驚かす所など、動かないと思っていたものが突然動いた瞬間の驚きがきちんと盛り込まれていたのがとても良かった。アンビリーバブルな感じが幻想的な音楽に乗せて描かれていたのもgood。何か別の作品で聞いた覚えのある音楽だけれど。。自然史博物館に行く事があったら、この映画のような視点で見てしまいそうですねぇ。また、ラリーが博物館の面々をまとめていく瞬間は、ニッキーの立場から見たらさぞかし感動的で、パパへの認識が新たになった瞬間なのではないかな。素直な子に育っていて嬉しいです(笑)。
ジオラマなんては長いこと見ていても飽きないくらい好きなので、あの部屋でのガリバー旅行記のような騒動は本当に面白かったです。摘み上げてみたくなる…(笑)。ジオラマ関連でもう一つ印象的というか、今作で笑いのツボにヒットしたのが、タイヤの空気を抜く件り。当人たちの視点と人間サイズの視点から交互に描かれたスケールのコントラストが物凄く笑いを誘います。これはモアイ像の“ガムガムくれ”より可笑しかった!他に可笑しかったのは、南北戦争の人形たちが戦闘を繰り広げた際に、胸に銃弾を受けて倒れ悶絶する人形の傷口から綿がはみ出していたこと。それに気付いた瞬間、あまりの愉快さにクギヅケになってしまいました。
以下、キャラクターについて少し。
T-REX→犬みたいで意外性がありました。遊ばない!と言われてしょんぼりしたのが可愛い〜。
ファラオ→彼の黄金板はとても都合が良いですね。インテリと言うのは面白かった。
アッティラ→Gerryのイメージが強すぎたけれど、あのキャラクターはアレでよし。自分の気持ちを解って貰えて泣いてしまうのは、可笑しさを持たせつつ潤んでしまうような、素敵な場面だと思う。
デクスター→剥製だったはずの猿がpeeするのが不思議でした。臓器が…?
クライマックス、セシルが馬車で逃走を図る場面は「ヴァン・ヘルシング」を思い出しました。緊迫感も似ていた気がします。“展示物については勉強しておくと良い”というセシルの言葉が彼にとっては仇となってしまったわけですが、“ダコタ!”(でしたか)の一発が決まったのは本当に小気味よくて痛快!ラリーの努力が最も報われた瞬間でした。