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東京バレエ団「M」
主なキャスト(敬称略)

少年:福士宙夢
-イチ:高岸直樹
-ニ:後藤晴雄
-サン:木村和夫
-シ(死):古川和則
聖セバスチャン:大嶋正樹
射手:野辺誠治
船乗り:中島周
女:吉岡美佳
海上の月:小出領子

【禁色】
オレンジ:高木綾
ローズ:上野水香
ヴァイオレット:井脇幸江

ピアニスト:高岸浩子
 意気込んで「禁色」だけは読んでいます。読み終わらないまま当日を迎えてしまったのは計算外でしたが、少しでも予習しておいて良かったと思いました。これは、三島作品を全く知らない状態で見たら相当ダンスやバレエに関心がない限り、もしかしたらつまらないかも。限られた振り付けと時間の中で、割と抽象的に表された人間関係を理解する助けになるかと。

 思うに、オレンジが穂高恭子、ローズが康子、ヴァイオレットが鏑木夫人。
 ヴァイオレットの幸江さん、大人の色気を漂わせて他の女性陣よりエロティックな雰囲気でした。美しく優雅で、思わずうっとり。「眠り」のカラボスが当たり役だそうで、こちらにも興味がありますがストーリー自体にあまり興味なし。参った(笑)。幸江さんは何を踊っても魅力的だと思うのです。今までに見たのは「ギリシャの踊り」のハサピコ、「ペトルーシュカ」の女の子(役名忘却…!)、「くるみ」のアラブ…くらいですが…もっと色々見てみたいですね。
 ローズの水香さん、ビダルサスーンのCMを彷彿とさせるロングヘアと、蛍光ペンのような衣装が印象的。これまでの少女のような(キトリのような)イメージが、今回はあまり感じられなかったです。電撃移籍から時を経て、バレエ団にも慣れたのでしょうか。ご自身のサイトで幸江さんが書かれていましたが、“落ち着いてきた”感じがありました。伸びやかで、とても目を引く存在ですね。春の<ベジャール=ディアギレフ>では「ボレロ」を踊られるのでしょうか。これからが一層楽しみです。
 オレンジの高木さん、もしこの役が本当に恭子に当たるものならば、やはり少々冷ややかな印象でしょうか。今読み進んでいる時点では、恭子からは康子や鏑木夫人のような女性的な柔らかさをあまり感じられないのです。それでかしら、はっとするほど逞しく、凛とした表情が多かったように見えたのですが…

 他
 男性群舞が素敵でした。迫力がありました。男性に限らず、コール・ドが綺麗ですね。多少のずれは仕方ないとしても、2階から見るとフォーメーションまで堪能できて面白いです。息遣いを感じるなら1階10列以前(最前列は勘弁)かその前後、全体を見るなら2階席ですね。これは僅かながら、「スワンレイク」で培った知恵です(笑)。
 ミセス高岸、本日は女優でした。船乗りの中島さんにちょっかい出されていたり、最後に-シに接吻したりと、演奏以外の出演シーンも見所。
 聖セバスチャンが途中、黄金パンツになったときはちょっと面白かったです。踊りも素敵で、筋肉の隆起やらすらりとした鼻筋やら…セクシーでしたなぁ…
 領子さん、大きく見えるのですよね。静かな役でしたが存在感あり。膝枕されてる少年が羨ましいほどの(笑)暖かな優しさを感じました。これはいつか「くるみ」のクララ役で拝見せねば!

 …やはり晴雄さんが気になります。機銑犬揃うと、どうしても晴雄さんを追ってしまう…彼も幸江さんのように色々な役で見てみたいのです。いつぞやのエスパーダ、布さばきがいまいちな部分も見られましたが、爽やかで格好よかった。ペトルーシュカはちょっとツボに入っています。狂気に侵されていく精神の混乱を見事に表現していたのではないかと。晴雄さん、「ボレロ」の日本解禁を楽しみにしていますね。

 初演時は、-シに小林十市さん、聖セバスチャンに首藤康之さんがキャスティングされていたそうで。物凄く豪華キャストでしたね。そちらも見たかったな。

 三島を読破して、且つ何度か見ないと…内容については難しくて勝手な解釈ですら儘ならぬ。。
posted by Elie | DANCE, BALLET, PLAY | comments(2) | trackbacks(2) |
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コメント
初めまして。シェヴァさんのところからたどってきました。
私も「禁色」読みながら会場に行きました(笑)。
お仲間(?)がいらして、ちょっと面白かったです。
井脇さん、艶っぽくてすてきでしたね。
トラバ、させていただきました。
2005/11/03 00:24 by 綾瀬川
綾瀬川様、初めまして。
こんな辺境の地(笑)へようこそいらして下さいました。
そしてTB有り難う御座います。こちらからもさせて頂きました。

綾瀬川様も「禁色」を読まれていたのですか。気が合いますね〜(笑)最近、やっと半分まで読み進めることができました。遅いです。。
感想を読ませていただきましたら、どうやら席も近かった模様です。
私も2階の最前でした…肝心なパフォーマンスが見えなかったりして、悔しかった部分もあります。

井脇さんがあまり手前に来て踊りが欠けないようにと、祈る気持ちでしたよ。
2005/11/03 22:54 by Elie@管理人
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2005/11/02 00:21
東京バレエ団「M」2005年10月30日(日)東京・五反田ゆうぽうと簡易保険ホール振付/美術・衣裳コンセプト:モーリス・ベジャール音楽:黛敏郎   クロード・ドビュッシー   ヨハン・シュトラウス二世   エリック・サティ   リヒャルト・ワーグナー   L.
シェヴァのバレエ鑑賞記
2005/11/03 00:21
 「舞踊館・BALLET」に東京バレエ団「M」をアップしました。久々にベジャール
綾瀬川的生活