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不思議の国のアリス
キャスト(敬称略)
森山開次、辻本知彦、島地保武、下司尚実、引間文佳、まりあ

演出・振付・美術:森山開次
原作:ルイス・キャロル
テキスト:三浦直之
衣裳:ひびのこづえ
音楽:松本淳一

@杜のホールはしもとホール 1階15列下手ブロック

 久しぶりに見る、開次さんの舞台です!小さい頃に見た絵本やアニメ、最近ではカッキーが猫を演じたあのミュージカルで物語に触れたのが最後かな。


 物語の開幕に若干先んじて、ぴょこぴょこ跳ねつつ草を食んでいる白兎……「翻案劇サロメ」のヨカナーンを見ていても、からだであそぼの内蔵ダンスを見ていても、やはりいまだにヴァンパイアダンサーのイメージが強いので、こんなに可愛らしい小動物な開次さんにいきなりキュン(笑)。でもやはり、後半シャツをオフしたソロパートでは、ちょっとそういう異次元の人外感あるダンスが見られたりして、宇宙を持っているなと感じるのです。声がとても爽やか。

 舞台転換もないけれど、小道具や照明でアリスの見ている奇想天外でカラフルな情景が変わってゆくのが鮮やかにわかります。アリスが伸びたり縮んだりするのや、不思議なイモムシや、もっと不思議なチェシャ猫なんか、一体どうやって表現するだろうと思っていると、ダンサーを組み合わせて振付で見せたい部分を強調したり、相似形の動きを並行して見せたり、なんだか視覚のマジックを見ているようでした。ダンサーの皆さんは身体能力が、跳んだり回ったりというより軸のブレなさや柔軟性や、コンテンポラリーな動きが映える方向で、とても高くて、異次元の動きのように見えるのがこの作品世界にピッタリくるみたいでした。

 ハートの女王の従者?クラブのジャックでキュートさが爆発していた引間さん、パンシェでくるくる回るのとか、リボンやボールを使ったパフォーマンスが新体操っぽいなぁと思っていたら、新体操出身の方でした。

 島地さんはいちばん背が高くて、いちばん声が低くて、とてもダイナミック。辻本さんと絡むと面白いことしか起こらない感じ(笑)。序盤、シルクハットを被ったナンバーで、抱えられたほう(辻本さん?)にチュってしてたように見えた(聞こえた)し、もうほんと面白い。

 その辻本さんは、実は拝見するのはGABBY以来なのですが、すごく可愛らしかった……!ちょっととぼけた感じで、場外で開次さんウサギを延々追いかけ回して遊んでいそうでした。GABBYでの野性味ある役でも感じた感触を思い出すダンスではありましたが、やはりどこかお茶目さのようなものもあって、すごく楽しそう。

 まりあさんはこれが初舞台の作品だそうで、ダンスはみずみずしくて素敵だったけれど、セリフが聞き取りにくい……でもどこか気になる存在というか、この濃いメンバーの中でも薄まらない存在感があったように思います。

 個人的にいちばんのお気に入りはハートの女王役の下司さん。客席巻き込みのときのうまさ、そしてこの方だったからあのクィーンの衣装だったのかな。スカートがとにかく型破りで、それでいて衣裳負けするどころかすごく強烈なキャラクターで、可愛い。

 見応えのある75分でした!
posted by Elie | DANCE, BALLET, PLAY | comments(1) | trackbacks(0) |
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コメント
お久しぶりです。
私も福岡で観ましたよ。
ダンスは楽しく、衣装は可愛かった。
またGQのような公演を切望します。
2018/11/26 23:12 by sasa
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