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Amen’s Tokyo@表参道 cafe ATLANTIS
 ダンスを見るのが好きで、ダンスをするのが好きで、筋肉が大好きで、生まれ変わったら男になってまたダンスをしたいと思っています。そんな憧れを胸に飛び込んだ世界は、まったく新しい次元でした。妄想を越えてすべてが目の前にある、夢の国というか、一種のテーマパーク的なアレというか、男の裸4DXというか、なんかもう語彙が消失します。スゴイとヤバイしか出ません。



 月曜日の表参道、夜の7時。このときはまだ扉の向こうに何が待ち受けているのか、知りません。


 男の筋肉が躍動するカンフー映画が大好きなシンデレラ7名は、みんながみんなセクシーなショーを体験するのは初めて。チップはいつどこに如何様にして挟むのであるか?というレベルのAmen処女であります。こんな我々ですが、せっかく大勢集まったのでVIPルームを予約しておりました。これの特典として、通常のプログラムのあとに、指名した3名のダンサーによるラップダンス(蜜戯を摸して肌と肌の非常に近接したパフォーマンス)をVIPな密室で披露していただけます。ダンサーとの距離ゼロ!ゼロレンジ!コンバット!(ではない)
 飲み物は迷った挙句に、ボトルが最もジャンさんっぽいということでミモザというシャンパン?スパークリングなんとか?をチョイス。青い照明で色がさっぱり分かりませんが、ボトルは綺麗な赤紫色です。(たぶんこれかな??)柑橘系の爽やかなお酒でした。ジャンさんに心当たりのない方は映画『トリプルX:再起動』をご覧になって下さい。とてもかっこいいのにとてもえっちです。大好きです。一方で店内の空のバスタブやポールにも興味津津。だってもうヤバイにおいしかしない。


お兄さん、陽気な給仕をありがとうございました!

 この手の夜遊び処女な我々は、パフォーマー自ら客室を訪れるというのにまずびっくり。Amen’s Tokyoのリーダーを務めるYASUさん、喉の調子が芳しくないにもかかわらず、緊張している我々を和ませてくれました。宝塚では最初に見た組を好きになる場合が多いかもしれないというのを聞いたことがありますが、この場合も例に漏れず、否、YASUさんの男ぶりに惚れた我々、ここで既に「最後にYASUさん呼ぼう」という調子でした。

 さて、ショーの幕開きはアジアチームとインターナショナルチームそれぞれの顔見せ。前者は日本人ダンサー6名、後者は海外勢3名で構成されています。YASUさんのハーフストリップから始まり、舞台上はあっという間に男だらけに。決して広くはないステージ、「春のめざめ」で言うとステージサイドシート、「キャッツ」で言うと回転席に相当しそうなカウンター席と地続きの舞台、手を伸ばせばそこには逞しく鍛え、美しく磨いた筋肉に鎧われた肉体が踊っているのです。しかも色っぽく挑発的な視線や仕草でこちらを誘うのです。なんだここは天国か。インターナショナルチームも魅せます。筋肉の付き方がアジアチームと全然違って、軍人さんのように逞しいのですよ。視界を占める筋肉の質量が違う。当然、同じ所作から繰り出されるパワーも違う。あとで客席降りで触れ合ったときに確かめましたところ、お尻とおっぱいはふんわりと柔らかかったです。ここにも天国あった。




 ここで我々7名の満場一致で「この人に似ている」マンが。
 まずはYU-TAさん、『ブレイド2』のスノーマンをにこやかにした感じ。太めのアイラインとネコ科の猛獣のような腰のしなり、唯一ヒールの靴を履いて、身のこなしがどこか他のダンサーたちと違ってバーレスクダンスでも踊り出しそうな、あるいはミストフェリーズ(絶対に似合う)。小悪魔的な魅力を醸しています。彼のパフォーマンスがとても好きになりました。intermission中に部屋に来てくれたHIROKIさん曰く、ポールダンスのプロフェッショナルで、教えもされているそう。聞きましたか同じ趣向の皆さん、ポールダンスをするスノーマンですよ。ポールダンスをするスノーマンですよ。
 お次はTAICHIさん、アンディ・オン似のイケメンです。私には、メガネをかけたときの笑顔がクリヘムちゃんに似てみえます。華があって、引き込まれます。HIROKIさんは自称シャイガイですが、とてもにこやかで優しいお兄さんです。他のメンバーと比べると華奢な体躯で、自ら「細さと薄さが売り!」と仰って。次のプログラムや来月のプログラムについてもこっそり教えてくれました。今月は春をテーマにしているそうですが、来月はガラッと変わっていっそう華やかになりそう。見たい……この商売上手め……。このとき確かYASUさんも来てくれて、さらに出なくなった声を聞かせてくれました。お大事にして下さい。

 次の幕はメインのショーです。鞭で妖しい世界を描いてからの、


 ポールダンス。しかもカクテル作りながらポールダンス。


 しかも踊り終えて飲む!お客様にも振る舞う!なんだこれはエロスの化身か。



 続いて春がテーマの作品。前開きのロングスカート(YASUさんのみ裏地がゴールドで粒々に光る)、ぴったりしたシュラグに袂を付けた着物風アレンジ、黒いマスクという出で立ちで、扇を持って踊ります。腰部のデザインと、首肩らへんのベルトの巻き方に個性がありました。もう少し露出を抑えたら大衆演劇でもありそうな衣装かもしれないなと思いました。裾を翻したり、ピシッと視線を決めたり、カッコよかった!



 ここからさらに過激になります。まずはテキーラ(だったかな?)をクイッと。欲しい人だけチップ2枚で一杯だったかしら。チップ4枚でパフォーマーと乾杯できます。同じ感じで、intermission中に訪室してくれたパフォーマーにドリンクを奢って乾杯するっていう楽しみもあるのですよ。こ、これは扶養……!なんと高度な楽しみ方よ!で、このテキーラ給仕で登場したYU-TAさんの衣装がヤバイ。ご覧ください。


 やばい。

 これで興奮したあとに、最初にもちらっと書いたラップダンスのターンが来ます。オークション形式でステージにあがる権利を買い取ったお客様が、公衆の面前でパフォーマーと性戯に興じるのです。健全なお店なのでもちろんなんちゃってですが、逆にそれって想像力を刺激するのですよね。しかもパフォーマーが一流だから、すこぶるエッチ。アジアチームのソリストはTAICHIさん、共演はふたりの女性客。おひとりは初のラップダンス体験、もうおひとりはかなりのツウです。紗のカーテンの中の椅子に女性を座らせておいて、風呂上がりでつやピカのTAICHIさんが遊びにゆくよ〜という展開でした。床に引きずり下ろして抱いたり、乗っかって腰を振ったり、あら大変。この幕冒頭の鞭ダンスの中でアニマルポジションを見せていたことを考えると、ラップダンスのお相手が男性客ということもあると思うのですけれど、それはそれで大いに見てみたいものですな!


 イイお尻。そして美しい。

 アジアチームがこれをするようになったのは先週からで、ずっとラップダンスをやってきていたインターナショナルチームが新たにベッドを導入したのも先週から。ローリーとケイが女性客ふたりに代わる代わる悦びを叩き込みます。高く抱っこして突き上げたり、スカートの中に潜ったり(ちゃんと下着が見えないラインを見極めたり視線から守るテクニックが凄い)、女性に愛撫させ合いながら抱くなんていうひとコマも。締めはインターナショナルチームのリーダーを務めるレオが、ふたりの女性客を相手にパフォーマンス。お酒の口移しであったり、自分の体に注いだ酒を舐めさせたり。場内が黄色い歓声で溢れかえる中、気付けば私は無言で真剣に見入っちゃってました。美味しいもの食べると思わず無言になっちゃうアレですな。
 こんなにセクシーな舞台を見せてくれたインターナショナルチーム、皆さんたいへん素晴らしくやさしい弾力のおっぱいとお尻と笑顔の持ち主です。「元気?どうだった?楽しんでる?」と日本語で話しかけてくれて、とってもチャーミングでした。

 レオはとても大きくて、映画俳優やモデルとしても広いフィールドで活躍中。アメージングなオッパイ芸で我々の仲間のひとりをバインボインの滅多打ちに(笑)。

 ローリー(写真奥の帽子のナイスガイ)は笑うと目尻が下がって優しいお顔がいっそうふんわりします。客席降りで近くに来たとき、私の手を取るなりライブのように盛り上げてくれました。ケイはお髭のお兄さん。キラキラしたお目々が可愛いマンです。3人の中では比較的小柄なのかな、人懐っこい感じでギュってしてくれました。
 ラップダンスの参加者を募るオークションを仕切ったり、ショーのあいだ中、会場を回ってチップを売りさばいていたお姉さんがいます。メグさんです。六本木にあるチームのリーダーって仰っていたかしら。彼女がAmen's Tokyoに参加する日もあるそうですよ!姉御!って感じでしたけれど、踊り出したらどんなふうになるんだろう?!


メグさん!かっこいい!

 実は顔見せの段階でかなり体力・精神力を消耗していた我々です。もうなんか、すごいもの見たよね。妄想が妄想じゃなくなったよね、完全に。
 少し眠ってこれまで見たことについて頭の中を整理したいよね、なんて話していた矢先、この最後のintermissionで部屋に偶然、みんなの共通の推しメンが揃ってさらに大興奮でした。まずTAICHIさん、それからYU-TAさん。大きな見せ場のあったおふたりに大拍手!!!YASUさんも合流してもう大変。お三方のトークが面白すぎてもはや箱推し。この場で彼らにVIPルーム特典に来ていただくことに決めました。

 最終幕、GO GO TIME!アジア・インタ混合のビッグナンバーであり、チップタイムです。パフォーマーにチップを渡すタイムです。HIROKIさん曰く「あんなとこやこんなとこやそんなところにどんどん入れちゃって。ヒャァって引いたら負け!俺たちは絶対引かないから、どんどんやっちゃって!」俺たちは絶対引かないから、ってプロのことばだなぁかっこいいなぁ!
 ステージでひとしきり踊ったパフォーマーが次々と客席に降りて来てくれて、立って見ている我々にもチップタイムが巡って来ます。まわりのツウなお姉様方を拝見していると、既に顔見せとかの序盤からパフォーマーのたわわな胸を掌で舐めたり、股間を指先でくるくるしたり、挑発しあっているような感じなのですね。それを思い出しながら、ここぞとばかりにパンツにねじ込み、ハグをし、ベルトにねじ込み、腰を抱かれ、とにかくねじ込み、肌に肌をすべらせ、会場は狂喜乱舞…………私もついにやりました。おもむろにチップを細く折り畳み、YU-TAさんに向かってくわえて見せたのです。メガネが邪魔になるのは、同じYU-TA
さんが序盤で頰を寄せてくれたときにわかっていたので外しました。するとなんということでしょう、ほとんどキッスじゃありませんか。見事チップの口移しに成功です。ビクトリー!そればかりか抱き上げてくれたり抱きしめてくれたり。相手の首をかき抱いていた私の思いがけずちょっと慣れた感にも我ながらびっくり。本日の「その時」はこの瞬間でした。歴史が動いてしまった。でもこれやりたかったので、すごく満足です!ありがとう!


 左から2番目のYOHEIさん。YOHEIさんはラップダンスの女性客をエスコートしたり、本編でもばりばり踊っています。角度によって私にはテイタムに見えたりしました。『マジック・マイク』のシリーズでテイタムが踊る超かっこいいナンバーとか踊るの見てみたい。
 右側前列のお祭り男はHAYATOさん。元気いっぱい可愛い顔でキュンキュンくすぐってくるお兄さんです。
 鞭ナンバーでアニマルってるふたりは彼らだったのではないだろうか?ちなみにY/H

 …とまぁ完全に燃焼して帰室するのですけど、我々にはゼロレンジ延長戦があるのでした!音が出ないねーなんてデッキと格闘するTAICHIさんのTバックを引っ張ってパチーンといたずらしてクスクス笑っているYU-TAさんというとんでもなくあざと可愛い現場を目の当たりにしてしまい、頓死しそうでした。ふがっ。
 音の復活とともに開幕するVIPラップタイム。YASUさん、TAICHIさん、YU-TAさんがなすすべなくソファに埋まっている我々のあいだを縫うようにして、ラップダンスしてくれます。ここでYU-TAさんと再びの邂逅、鼻チューで見つめ合うなどしました。腿を撫でるなども致しました。顔面で股間を受け止めるなど致しました。身体の柔軟性をゼロレンジで拝見しました。ポールダンサーの肉体の一部を堪能しました。ストイックでした。憧れます。もちろんYASUさん、TAICHIさんにも密で蜜なる瞬間を味わわせてもらえました。いつかTAICHIさんをネクタイごと引き寄せてチップの口移しなどに挑戦したい所存です。YASUさんには願わくば龍角散を口移ししたかったです。

 今宵は、またとない経験をさせていただきました。華やかで、夢心地で、激しくて、ある意味では映画よりもトリップできるかも、そんなとんでもねぇ世界に出会ってしまいました。パフォーマーの皆様、誘ってくれたお仲間、企画してくれたお仲間、どうもありがとうございました。ぜひまたお金を貯めて遊びにゆきたいです!!!!!ゆきましょう!!!!!!Amen's Tokyoはいいぞ!!!!!!
posted by Elie | DANCE, BALLET, PLAY | comments(3) | trackbacks(0) |
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コメント
VIPに来てもらう3名を決めるの、ほんと迷ったよね……枠が少なすぎる!
あと入場の際に我々メガネ人口多くて、「え、メガネ屋さん?」って言ったお兄さんいたんだけどどなただっけ?(><)
2018/04/18 01:15 by Elie@管理人
退室するときYU&#8211;TAさんだけダンサーのバウしたの思い出した!
2018/04/18 12:20 by Elie@管理人
も、文字化け?!
2018/04/18 12:21 by Elie@管理人
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