BOOK SHELF
舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
好きなものは好き!

ご連絡はコメントかメール(カテゴリーから選択)でお願いいたします。
since 2005.Feb
<< 「ドラゴン×マッハ!」 | TOP | 「ヴィクター・フランケンシュタイン」 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by スポンサードリンク | - | - | - |
アルチンボルド展
 アルチンボルドは、顔面を野菜で構築した人の顔の絵で有名な画家です。植物や果物、魚類や森の動物なんかを集めて顔にしてしまうのは、浮世絵の「みかけハこハゐがとんだいゝひとだ」と似た感じがします。でもそれと違うのは、季節を筆頭にその絵のテーマに関連性のある動植物を選ぶのはもちろん、王家の栄華を讃えたり、自分の気持ちなども含ませ、かつ素材の形と暗に帯びる意味などにも注意を払って配置したこと。質感もすごいけれど、これだけ多くの動植物を知っていて、ときに無機物まで組み合わせる発想なども素晴らしくて、顔のこの部分がこんなものでできてる!と驚きや発見が多いのが面白いところ。

 たぶん有名なのが「四季」のシリーズだけども、これと「四大元素」のシリーズ(水が深海魚なんかで出来ている!)がそれぞれ対になっていて、向かい合って配置されるように描かれたというのは知りませんでした。画家の意図にも配慮して、関連絵が隣やその続きに並べてあるので、イヤホンガイドのひとつのセクションが長くても、隣やその隣までまとめて解説してくれるのがよかったです。解説を聞いていて思ったのは、アルチンボルドさん、刺激の瑞々しいうちに描いたのかなっていうこと。すぐに試してみたい、感性に響いたことはすぐにやりたい。そんな印象でした。

 平日の午後だったためか、会場は比較的空いていてゆっくり見ることができました。アルチンボルド風の顔を作れるカメラのやつは少しだけ並んだけれど、面白かった!素材の適材適所感がすごい。

 ちなみに私のお気に入りの作品は「夏」と「司書」です。

於:国立西洋美術館


posted by Elie | MUSEUM REPORT | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
posted by スポンサードリンク | - | - | - |
コメント
コメントする










この記事のトラックバックURL
http://citychrom.jugem.jp/trackback/1514
トラックバック