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舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
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「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」
 アイルランド原産のアニメーション映画。物語の題材も、アザラシ女房というアイルランドの神話だそうです。日本公開は昨夏。ふぉろわさんがとても気に入っていらしたのを見かけたときには既に遅く、すっかり見逃してしまったと残念に思っていたのですが、朝にふと調べたら、ひとつだけ上映しているところがあったのですよ!行けるところだったのでササッと行っちゃいました!

 そうしたらもう…なんだこれ…すごい衝撃を受けました………。セル画とも水彩画ともクレイアニメとも違う、私の知っているアニメーションではありませんでした。切り絵ともモザイクタイルともステンドグラス風ともちがう、でも光る部分やすきとおった部分にはガラスや鉱石が混じっていそうな、可愛らしいポストカードのようでもあり、美しくて立派な絵本のようでもあり、そんな大きなページをめくるような心地よさがありました。本当に、どの場面を切り取ってきても額縁に収めれば絵画になるし、小さくすればポストカード。すごく綺麗でした。

 誰かを思う気持ちのために、ひとも風も水も涙も海も全部の仕草や動きをしていて、それには愛がいっぱい詰まっている感じ。とってもやさしいのです。キャラクターへの眼差しに愛情があります。ベンもシアーシャも、息を飲む仕草がすごくかわいらしい。ハッ…っていう中に、アッていう小さな驚きと喜びと少しの恐怖の入り混じった声がするのね。兄妹の小競り合いのときのふくれっ面も愛らしくって。あとシアーシャが、後れ毛を耳にかける仕草がむちゃくちゃにかわいい!!

 小さな兄妹の絆も、お父さんとお母さん、お母さんが子供たちに向ける愛情、お父さんとおばあちゃんが子供たちのためを思ってしたつもりの決断、それがどう作用するかによってくるけれども、全部に愛があるのですね。ベンがお母さんの思い出を見るところや、お母さんが最後に大切なことを子供に伝えるところで、もう涙腺が決壊してしまいました。離れていてもあなたのことを思い続けるよっていうのとか、小さな双肩に未来が託されそれを自覚して立ち上がるのとか、小さな胸にいろんな思いをいっぱい詰め込んで頑張る姿に弱い…健気で泣けます…。

 この絵のテイストでアナ雪、合うかも。
posted by Elie | MOVIE | comments(0) | trackbacks(0) |
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