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「ドラゴン・イン」
 ドニーさんマラソン、続きます。こちらはVHSでのみ視聴可能です、たぶん。タイトルは、メイン舞台となる宿屋のこと。ドニーさんは宮廷を牛耳る悪徳宦官ツァオを演じています。気にくわない役人を極刑に処したり、罪人で武器の威力を試したりと残忍な奴。横柄で、自分が重んじられて当然といういい態度で、手振りでぴしゃりと指示を出すのが高慢ちきでグッド。眦を尖らせたきつめのメイクが美貌を引き立てています。妖狐のごとき美しさ。


 物語は、このツァオが宮廷のお偉いさんを極刑に処したことから始まります。その遺児たちは流刑に。そうしたはいいけれど、彼らの復讐を恐れて追手を放ち、動向を見守ります。遺児たちを守ろうと現れるであろう剣士も始末したいようです。自ら相手の動向を探りに大勢を引き連れて出かけてきちゃいます。崖の上から遺児救出を見守るツァオ。物語の大半は偉そうに座っていますが、座ったまま、剣士の剣を手で受け止めたりします!

 敵を観察しているときは大抵は崖の上からなので、望遠鏡を覗いて見ているのですが、それを目から離したときにゆっくり目を開くところが、とても冷たい感じで、ドニーさんの役にしては珍しいタイプかもしれない? 自分の美貌が周囲を酔わせるのを知っているみたいな、勿体ぶった視線の動きと、とにかく美人すぎてひれ伏したくなる。一方で、椅子の下で足を交差させた座り方はなんだかかわいい。手元では、お口を拭いたり手を拭いたりと潔癖症っぽさもあります。

 中盤、遺児たちを守るチームと、それを抹殺したいチームがドラゴンインでついに睨み合い。どちらが先手を打つかというところに砂漠の保安部隊??の熱い男チームまで登場し、女将と守るチームの女剣士の機転で抹殺チームが危うくなってしまいます。ツァオも痺れを切らしたか、僕ちゃんもまーぜてっていう気持ちなのか、いよいよ自らうって出ます。

 遺児を連れた主人公たちは、抜け道を使ってツァオの軍勢(いつでも大勢連れてきちゃうあたりがお坊ちゃんぽいのです)から逃走を図るも、気づいたツァオが自ら先陣切って追いかけます。立ち回りでは、剣士たちはワイヤーワークでかなり飛ぶ(跳ぶじゃなく)のだけど、このときにドニーさんもすごく飛びます。脚力なしで魔法がかかったみたいに牛車から飛び出します。それから、撮影中も大変だったろうなという砂嵐の中、剣士ふたりと女将を相手に、ツァオが激戦を展開します。この砂嵐がものすごくて、鑑賞もなかなか大変でした(笑)。

 宿屋脱出のときに女将に同伴し、かなりの戦力となるのが、野蛮人と呼ばれている調理場の肉担当。このひととツァオの砂の上と下での攻防が面白い。骨から肉を削ぎ落とす技術がすごく活かされて、えー?!ってことになるけれど、突拍子もなくてそこがいい。髪が解けたドニーさんの剣舞(見えないくらい速い)すごい!髪を振り乱しながらバッと振り返った瞬間は、眉間のシワまで完璧です。
posted by Elie | DONNIE YEN | comments(0) | trackbacks(0) |
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