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「ドクター・ストレンジ」IMAX3D
 初めに書いておきます。ネタバレです。



 予告編の段階で、これは絶対に3Dで見ようと決めていました。あの建物の石組みが組み変わってねじれたりめり込んだりして形を変えてゆくやつだったり、エッシャーが描き出したのと似たような多元的な世界がそのまま現れたり、大きな幾何学模様が次々と石組みを組み替えて花が咲くように繰り返したり、実際に見てみたかったものが目の前に映し出されて、すごくワクワクしました。時空を操る力って、SF界隈では随分昔からあると思うけれど、技術が発達したいまだからこそ描けるようになったストレンジ先生の世界なのだろうな(と思ったらパンフレットにそういうことが書いてありました!)。こんな華やかで度肝を抜くような能力に開花した先生が他のアベンジャーズと合流したときにどんな化学反応が起きるのか、すごく楽しみです。

 キャラクターが立っていたのが、中盤以降に登場するマント。博物館みたいなところに保管展示されている、気に入ったひとの肩にしか乗らないという気難し屋さんのようですが、先生の涙をぬぐってあげたり、先生に危害を加えるやつは許さんとばかりにめった打ち(?)にしたり、とにかく先生のことが大好きなところが可愛い。このマント、先生が眠るときは納豆の藁みたいに先生を両側からぎゅうっと包んで窮屈にしているでしょうきっと。あぁ可愛い。このマントってエンシェント・ワンの持ち物だったものかな?留め金の形が扇に見えたので、扇を使う彼女のものかなと。マントが先生を選んだのが、継承の瞬間に見えました。

 初日舞台挨拶のために来日してくれたマッツ、彼はとにかくセクシーおばけで、ゲイレン・アーソ役でも佇む姿からしてその色香を許容しきれずにあふれてしまいそうになるくらいだったのが、カエシリウスさまは闇のほうにいってしまった方なので、悪の魅力もふんだんにお持ちであらせられ、ちょっとした視線の動きですとか、指先、ただ走ってくるだけでもユリとかバラとかファビュラスな背景を背負っているような雰囲気なのです。そんな彼が拘束具をはめられて、猿轡も噛まされた状態でむぐむぐ喋るところでは思わず笑ってしまいました。まるで食べ物を口に入れたまま喋りだす子供みたいで(笑)。

 美しいマッツと、これまた美魔女であらせられるティルダさま演じるエンシェント・ワンの対決は、空中にタイルを敷き詰めたような間を組んで行なわれます。魔法陣を扇に変形させて戦う様子は、「髑髏城の七人」で天魔王が鉄扇で忍びを蹴散らす場面を思い出しました。衝撃波で床が、あの建物変形魔術が作用してざざーっと波打つのを見せるのはさすがです。

 市街地での追いかけっことか、そこに限らずなのですが、空間認識が次々と覆って、天地がひっくり返ったり、床が壁になったりするのが忙しいながら面白く、ちょっとあの世界に入ってみたくもなったのでした。(その間は攻撃禁止で!w)

 物語ではなかなか感情的にぐっとくるところというのは少なかったのですが、アストラルボディで先生とエンシェント・ワンが話すシーン、「雪を見ていたい」といったエンシェント・ワンの顔がまるで少女のように見えて、このひとはこんなふうに雪を(雪だったのかあれ)眺めていられる暮らしを本当はしたかったのじゃないかしら…としみじみ思いました。あと、先生が持ち続ける腕時計が壊れたままであるところ。超越した世界で生きてゆくために支払う代償の象徴のように思えました。

 そういえば、終盤は舞台が香港に移動します。マッツやベネさんがドニーさんと戦った場面は特典映像行きかな、それとも街のエキストラの中にドニーさんがいたかな?と考えてしまうくらいにはドニーさんだいすきになっている私なのでした。だってあの街並みの中に普通にいそうだったんだもの。

 そういえばもうひとつ、マーベルのロゴ変わりましたね!実写キャストが登場して、すごくかっこよかった!
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