BOOK SHELF
舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
好きなものは好き!

ご連絡はコメントかメール(カテゴリーから選択)でお願いいたします。
since 2005.Feb
<< 「ブライト・スター いちばん美しい恋の詩」 | TOP | 「トゥー・ウィークス・ノーティス」 >>
切手と魔女
■JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 於:KITTE

 東京駅の隣にある施設内の無料ミュージアムです。2フロア(いずれも各フロアの一部)に渡り、昔の理科室みたいなショーケースや壁一面の棚にずらりと並んだ骨格、鉱物、化石の数々。板張りの床は歩くと乾いた足音がして、背筋を伸ばすと自分が知的になったような気分までしてきます。骨格標本が多く、オキゴンドウ、キリン、ウマの全身骨格に圧倒されました。思わず頚椎を数えてしまいました。
 鉱物の横に鳥獣の標本があったり、骨の上に爬虫類の全身標本があったり、円筒形のケースに前腕骨が一本入っていたり。また、民俗学的な遺物の一画にクジラの腰椎が切り株のように置かれていたり。奥の間などは休憩用のベルベット張りの古びたソファまで据えられて、装飾机に化石やアンティークが陳列されていたりも。顕微鏡や映写機の一画もあり、収集家であり研究者でもあるひとの邸宅を覗き見るような、或いはそういう研究が盛んに行なわれていた時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥りました。
 たいへん見応えがあり、入場料を払いたくなる充実ぶりです。


■魔女の秘密展 於:ラフォーレ原宿

 なかなかに面白かったです。薄暗い会場内には、蜘蛛が巣を張った本棚があったり、ショーケースも無機質で潔癖な現代の研究室のものではなかったように記憶しています。雰囲気作りからこだわりを感じる展示でした。佐々木蔵之介さんによる音声ガイドは2種類。白猫は普通、黒猫は抑制した含みのある声での案内でした。専用のペーパーにタッチペン式なので、同行者がいればそれぞれに別のを借りてピッピし合って、内容を全部聴けてしまいます。片方にしかない項目もあれば、同じ項目もあるので、聞き比べが楽しいガイドでした。
 本でしか見たことのなかった拷問具の実物(レプリカかも)の使い方や効果(?)まで示されていたのが興味深かったです。あとウィキッドに出てくるような分厚くて巨大な古い書物とか、双頭の標本とか。最後のほうにある火炙りのモニターに、見物人を装ったスリが紛れてるので、ぜひそこもチェックしたいところ。父が気付いて、わざわざ確認しに戻ったら、スリ以外にもそれぞれに反応が違って面白かった。
 結局魔女って、心の中に生まれた不安とか恐怖を発散させる対象を見つけてしまうと、別の快感てかそういう何かが生まれて、目的を見失ってあらぬ方向にエスカレートして行っちゃう、その対象、という印象。以前買った魔女狩りの本、これを機に読んでみようかな…
posted by Elie | MUSEUM REPORT | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
posted by スポンサードリンク | - | - | - |
コメント
コメントする










この記事のトラックバックURL
http://citychrom.jugem.jp/trackback/1331
トラックバック