BOOK SHELF
舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
好きなものは好き!

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ヘンリー四世
 ヘンリー六世のお父上であるヘンリー五世がまだ皇太子だったころのお話。一部と二部の計6時間の公演を通しで見てきました。本公演ではクッションの貸し出しがあり、おかげで尻爆発せずに最後まで快適に過ごせました。帝劇サイズのミュージカルで尻爆する民はぜひ活用をお勧めします。

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Cosmos & Nex"us Dance Performance
 大貫勇輔くんや宝満直也さんが講師として在籍する、勇輔くんのお母さま由紀子さん主催のスタジオのパフォーマンス。前回は行けなかったので、このたびが初めてです。大人の男性ダンサー4名によるシュールなエンタメ作品と、花輪麻美さん振付作品との二部構成で、すごく楽しめました!


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るつぼ
ジョン・プロクター:堤 真一
エリザベス・プロクター:松雪泰子
アビゲイル・ウィリアムズ:黒木 華
ジョン・ヘイル牧師:溝端淳平
アン・パトナム:秋本奈緒美
パリス牧師:大鷹明良
エゼキエル・チーヴァー:玉置孝匡
ホーソン判事:冨岡 弘
フランシス・ナース:藤田宗久
トマス・パトナム:石田登星
サラ・グッド:赤司まり子
へリック警察署長:清水圭吾
ホプキンズ:西山聖了
ジャイルズ・コーリー:青山達三
レベッカ・ナース:立石涼子
ダンフォース副総督:小野武彦

メアリー・ウォレン:岸井ゆきの
スザンナ・ウォルコット:皆本麻帆
マーシー・ルイス:富山えり子
ベティ・パリス:川嶋由莉
少女:穴田有里、中根百合香、万里紗、大内 唯、原 梓
ティチュバ:Reina

@シアターコクーン 2階A列下手側

 スタジオ仲間がご出演と聞き、観に行ってきました!全く予習しなかったので、こういう話だったのか!とまず驚きました。実際の魔女裁判に想を得た物語で、集団心理の作り出す波のこわさとか、信念が流れてしまうのとか、答えの出ない究極の選択とか、様々なことを思いました。どういう選択をしても、誰かがかなしいままだったり、知らず知らず何かに流されて、正しさそのものの座標がずれていったり…。そんな中、最後のほうで自分のよさというか、正義だっけ?そういう明るいものに気づけたジョン・プロクター、戻ってこない選択をしたけれど、よかったなと思います。みんながみんな気づけることではないかもしれないから。
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歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉
主なキャスト(敬称略)

阿弖流為:市川染五郎
坂上田村麻呂:中村勘九郎
立烏帽子/鈴鹿:中村七之助
阿毛斗:坂東新悟
飛連通:大谷廣太郎
翔連通:中村鶴松
佐渡馬黒縄:市村橘太郎
無碍随鏡:澤村宗之助
蛮甲:片岡亀蔵
御霊御前:市村萬次郎
藤原稀継:坂東彌十郎

 舞台上演中から気なっていたはずですが、きっと何かしら折り合いがつかなかったのでしょう。この上映を心待ちにしていました!!いつも見ている〈いのうえ歌舞伎〉とはまた違って、これはより歌舞伎であります。というのも当然で、出演者が全員歌舞伎役者なのです。伝統的な歌舞伎と新感線の味が絶妙に融合していて、あらゆる瞬間がかっこいい!隙がない!物語が進むにつれてぽろぽろと明るみに出てくるひとの真意とか、そうやって展開してゆくのに興奮しっぱなしでした!!生で見たかったけど、見ていたら身を持ち崩していたことでしょう…

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ビントレーの「アラジン」
主なキャスト(敬称略)

アラジン:福岡雄大
プリンセス:小野絢子
魔術師マグリブ人:マイレン・トレウバエフ
ランプの精 ジーン:池田武志
アラジンの母:楠本郁子

@新国立劇場 オペラパレス 2階5列センター

 前回観たのは5年前。細かいところは覚えておらず、まるで初めて観るかのように楽しみました。

 初日の今日は念願の絢子姫!すんんんんんnnごくかわいくて、登場するや否や視線は彼女に釘づけに。2幕冒頭の浴場の場面でアラジンがこっそり様子を窺っているのですけれど、ちょっとそこ代わってくれたまえと思いました。すごく儚げに見えるのは、腕や指先の繊細さゆえかなぁ。目元はきりりとしたきつめのラインで縁取られているけれど、白い可憐な花が咲いているみたいなのです。アラジンと一緒になったあとに見せるお茶目な表情とか、魔術師をやっつけたあと、アラジンに抱きついて泣いちゃうところとか。その涙をアラジンが親指できゅっきゅって拭ってあげるのですが、大きな瞳でお姫様も見つめ返すのが、今世紀最大かってくらい萌えました。

 アラジンの福岡さんは、端正な雰囲気なのに、友人役との絡みやお母さんを茶化すようなコミカルな演技がころころと笑っているみたいに面白くて、このペアで「こうもり」見てみたいと思いました。初めて見たとき、ベラは絢子さんだったのだけど、「パゴダの王子」のさくら姫のような清純さを持ちながら、妖艶さの対流も見られるの、たまらないのですよ。

 ジーンは本作の目玉キャラといってもいいかもしれません。実際に吊られて飛ぶような場面もあり、振付も、あぁ地面を歩く種類のひとではないと思わせる、跳躍と回転と、軸でない方の脚とのコンビネーションが人間キャラに対してちょっと異質かも。躍動的でかっこいいです。滑らかでダイナミックで爽快!アラジンへの忠誠がすごく感じられました。

 宝石たちはルビーがお気に入り。くるみのアラビアみたいな味を感じます。ほかの宝石たちもブリリアントカットという言葉を用いたいくらい、素敵でした。ほか、独特の仕草をするお母さんがカテコまでお母さんでかわいらしいです。お茶目というか、姫のお父上と意気投合して、素晴らしい子供たちと楽しい老後を過ごしながら、ますますかわいいおばあちゃんになってゆくのだろうな〜と感じさせるお母さんでした。

 ビントレーさんの作品は「美女と野獣」「ペンギン・カフェ」「パゴダの王子」と本作を見ましたが、どれもバレエらしいバレエから、コミカルな掛け合いまで、バレエ見ている感じがしないけれど、バレエを観たあとの優雅な気分になっているという、ふしぎな心地よさがあって好きです。いつか「カルミナ・ブラーナ」を見たいな。

 会場には5年前とはまた違ったランプのオブジェがありました。

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Art Climbers Works「BABYLON」
主なキャスト(敬称略)

月 ツキ:島田亜紀
青年 シン:梅澤紘貴
花 フルール:高木 綾
太陽の神 マタハリ:長瀬直義
雲の男 ヴォルケ:高橋竜太
闇のエクリプス:工藤加奈子
闇のアビス:矢島みなみ
シンの友人アエロ:田鹿尚子
シンの友人ゲイル:冨士原凜乃
新しい花 フロリ:桜庭絵利子
新しい花 ブルーム:黒田夏鈴

@狛江エコルマホール F列下手ブロック

 竜太さん率いるACWの全幕新作!なかなかこの団体の公演を見に行くことが出来なかったので、このたびが初めてです。独創的で、エネルギッシュで、ピュアでした。物語は、バビロンという砂漠の街で起こった神話のような悲恋のような、そんなお話。青年と好奇心いっぱいの明るい白い花、太陽と月、パックのように悪戯な雲。バレエにとどまらない自由さと、自由な中にバレエの芯があって、演劇的なコミカルさもあって、最後まであっという間でした。楽しかったです!特にラストにぜんぶ持ってゆかれました。彼女は何人目の月なの?って思ったら、すごくゾクゾクしました……。

 この結末を招くちょっとしたこじれ(?)に関わってくるのが太陽のマタハリさん。大好きなダンサー、長瀬さんが踊っていらして!端正でふとしたときに妖艶な雰囲気、それからフルールちゃんとのPDDでニコッとするのと、同じときに冷えた顔になるのと、シンくんと戦うときの絶対的な感じと。もうぜんぶすき……(重症)ロングスカートをたなびかせて踊るスッとした男性ダンサーってすごく素敵(重症)。久しぶりに長瀬さんのダンスを見られて幸せでした!!

 梅澤さんは一段とイケメンになっていた気がします!彼の踊りを見てると心が清められる。髪型のせいで周さんと似て見える瞬間が何度もあって、でも醸しだす雰囲気が全然違うの。

 綾さんは東バ時代も好きな女性ダンサーでしたが、今日も素敵でした!女神のような少女のような不思議なやさしい存在。新しい花に嫉妬するところが打って変わって黒くてよかった…!!

 このお花さんを雲がエスコートするようなひとこまがあって、感動で泣いちゃう〜って小芝居してて面白かったです。ダンスの中にも雲の性格がすごく感じられて、弾けんばかりのダンスのポテンシャルはもちろんのこと、竜太さんの器用さみたいなものを感じたのでした!
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劇団☆新感線 乱鶯
主なキャスト(敬称略)

鶯の十三郎:古田新太
お加代:稲森いずみ
小橋勝之助:大東駿介
おりつ:清水くるみ
火縄の砂吉:橋本じゅん
お幸:高田聖子
勘助:粟根まこと
小橋貞右衛門:山本 亨
黒部源四郎:大谷亮介

@新橋演舞場 2階6列上手寄り

 開幕間もない新感線の春興行に行ってきました!重厚なドラマを見せてくれるいのうえ歌舞伎、大好きなのです。

 新橋演舞場は「蛮幽鬼」の映像で客席の様子はなんとなく知っていたものの、実際に座るのは初めて。歌舞伎座と似た雰囲気で、ロビーも舞台の奥行きも広々としていました。壁に貼りつくようなボックス席(?)の死角を補うモニターが3階に据えつけられていて、特に下手側のモニターには同側にある花道の様子が、DVDで見るような、1階後方からの視野で映し出されていました。上からですとやはり見づらい部分もありますので、花道で交わされる砂吉と十三郎のやりとりや、侍たちが列を成して走り去ってゆく様子など、マルチチャンネルのように楽しく活用しました。

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刀舞鬼―KABUKI―
主なキャスト(敬称略)

鬼丸:松本利夫
数珠丸/吉備津彦:早乙女太一
菜切/青江:島袋寛子
三日月:丸山淳史
雉田:早乙女友貴
村正爺さん:黒川忠文
大包平/婆さん:山本栄治
大典太:安田桃太郎
猿飛:黒川恭祐
兼定:久保田 創
犬飼:富田昌則
和太鼓:露木一博、佐藤晃弘

@天王洲 銀河劇場 3階C列センター

 最近は映画に狂っているので他への目が届かなくなっているのですが、週の頭にたまたまつけっぱなしにしていたテレビから太一くんと友貴くんの出演情報をキャッチ!立ち見だとか追加だとかが売り出されるほどの人気演目のようでしたが、幸運にもチケットを譲っていただけたおかげで、観に行くことができました。ありがとうございました!!

 おふたりとも、本ッッ当にかっっっっこよかった!!!!彼らが扇と長刀で舞うところなんて、最高かよ……としか言葉が出てこないくらい、もう華麗で華麗で、とにかく感激しました……。太一くんが扇で舞うところは確かこの場面だけで、ほかは役柄上、刀を持っていることが多かったです。ご兄弟での対決は「蒼の乱」や朱雀の舞台でも堪能しましたが、今回も華やかで素晴らしかった。好対照、好敵手、強いて言語化するならそんな言葉が浮かびます。舞いの延長のように流麗で繊細な太一くん(お召し物の裾と太刀筋が同じ!)と、壮麗で骨太で男ぶりのする友貴くん。彼らが舞台上に現れたら、どんな小さな一瞬でも見逃したくない!と思います。おふたりの雄姿を思い出しながら、太一くんには冷たく瞥見されたのち袈裟懸けに斬られたいけど、友貴くんには長刀をねじ込まれたいなぁなんて考えるのでした。


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漂流劇 ひょっこりひょうたん島
キャスト(敬称略)

井上芳雄:マシンガン・ダンディ
安蘭けい:サンデー先生
山下リオ:博士
小松和重:テケ
山田真歩:プリン
一色洋平:海賊ドタバタ
久保田磨希:チャッピ
内田紳一郎:ダンプ
真那胡敬二:海賊トウヘンボク
大森博史:海賊ガラクータ
中村まこと:海賊ヤッホー
串田和美:国際警察官らしき男、演出・美術・脚本
小松政夫:トラヒゲ
白石加代子:ドン・ガバチョ

ミュージシャン(敬称略)

アラン・パットン(アコーディオン)、馬谷 勇(ギター)、ギデオン・ジュークス(ベース/チューバ)、木村おうじ純士(ドラムス/パーカッション)

@Bunkamura シアターコクーン 1階SD列上手側


 突然都合がつき、ふぉろわさんに譲っていただけることになり、観に行くことが出来ました。ありがとうございました。

 舞台にはカンバスか太鼓のように布か革を張ったような円形の盆になっていました。その一部がすこし客席側にせり出しており、その部分を囲むように配置された4列3ブロックが特設S席として販売されていたようで、このたびはその特設S席に座ることが出来ました。盆の表面や奥の方の様子はあまりわかりませんでしたが、役者の表情や衣装の模様、客席下りを間近で見られました。

書いたらネタバレっぽくなったので畳みます。


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シルヴィ・ギエム ファイナル
 久しぶりに見る、東京バレエ団とギエムの舞台。身体能力・表現力・存在感…どこをとってもギエムは特別な存在だなぁと改めて感じたのでした。

@グリーンホール相模大野 2階10列センター寄り


イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴィテッド(東京バレエ団初演)
 上野水香、奈良春夏、柄本 弾
 河合眞里、川淵 瞳、入戸野伊織、二瓶加奈子、原田祥博、三雲友里加

 青味の入ったグリーンのレオタードが鮮やか。デザインは銘々異なる。音楽というよりリズムの刻みに近い単調な曲が延々と続く中、フォーメーションやダンサーの入れ替わりが美しかった。奈良さんのまとった雰囲気が素敵。あれを“凛とした”というのかな。爽やかで軽快に踊る方は恐らく入戸野くん。


TWO
 シルヴィ・ギエム

 舞台手前の四角い照明の中だけで、それも殆ど上半身と腕で踊られるソロ。勢い、強さ、毅然としたキレのよさがあるのに、優しさもある腕の軌跡が鮮烈。終盤、伸ばした腕を体幹で振り回すと、いちばん外側に達したときに手首から先だけが照明に照らし出される。顔の横で肘を高く置き、前腕は前に流れるに任せたフォーミングに静かな意思を感じた気がした。語らずに語るというか、溢れてはこないけれど何か感じるというか。


ドリーム・タイム
 吉川留衣、川島麻美子、政本絵美
 松野乃知、岸本秀雄

 詩のようでもあり、文豪の一冊のようでもあり、高貴な雰囲気のある作品だった。女性の衣装はロングスリーブ、ロングスカート、肘から先は肌色が見えるが模様が入っており、背中も上の方がそのようになっていた。それぞれに色も異なるという凝った趣向。留衣さんのたおやかさと、乃知くんの現実感のなさ。というと聞こえが悪いけれど、あまりにも優雅なので男性であることを忘れて見入ってしまう。妖精の国の王子さまみたい。


ボレロ
 シルヴィ・ギエム
 梅澤紘貴、森川茉央、杉山優一、永田雄大

 いつになく短く感じたボレロだった。何年経っても揺ぎ無い巫女感。あまりにもコントロールが効いていてエクスタシーは見えてこないような気もしたけれど、やはりギエムの踊るボレロは別格だなと思う。メロディの高揚が火付けになって全体がざわざわと高ぶってゆくよりは、リズムがメロディに完全に扇動されていた感じがした。
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