BOOK SHELF
舞台・映画などの鑑賞記、感動をそのままに。
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「X-MEN アポカリプス」
 きっかけはなんだっただろう?マーベル作品群に、どこから入ったらよいかわからずに二の足を踏んでいたところ、「キングスマン」と同じ監督だよと教えていただいたFastClassが始まりだったはずです。エリックとチャールズと、彼らを取り巻くミュータントたちが力を合わせて強大な敵に立ち向かってゆこうとする姿と、エリックとチャールズと、マジックショーのようなスペクタクルと、エリックとチャールズに魅了されてしまい、続けざまにFuturePastを見ながら、最新作は絶対に映画館で見ようと決めたのでした。


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「ジャングル・ブック」
 ウォルトが製作に関わった最後の長編アニメーション、だったかな?私も小さい頃に見ていて、好きな作品のひとつです。その実写化で、少年モーグリ以外はすべてCGなのに、そうとは思えないほど壮大でリアルだと話題の本作。確かに、とてもCGとは思えぬCGでした!特に動物が喋っているのが、いかにも人語をペラペラしてるのじゃなく、牛の反芻とか、単にお口モニョモニョしてるのとか、あの生き物たちの生理的な動きに見えるのです。あとは色々なところで触れられていますが、毛並みの表現がすごい。濡れて張り付いた感じとか、まさにバーチャルリアリティー。どこまで本物のテクスチャを取り込んでいるのかわからないけれど、筋肉の躍動も素晴らしくて、バギーラの肉体美が大変ツボです。ストイックな黒光り、最高にセクシー。

 ジャングルの中に人間ひとりなので、否が応でも浮いてしまうモーグリですが、ラクシャが本当の親子のように愛情いっぱいに育ててくれているのがわかって、とても温かい気持ちになりました。彼を拾って育てようとしたのはバギーラだけれど、ラクシャがいなかったら、モーグリはもっと早くに生きる道を絶たれてしまっていたか、あすこまでは順応できなかったのではないかな。本作の好きなところは、種の違いを埋めようとはしないで、四足と二足の違いをはっきりと描き分けたところ。オオカミらしいやり方にこだわっていた少年に、モーグリらしいやり方を展望として与えてくれたのはバルーで、しかもこうしなさいではなく、選択するのはモーグリであるところ。考えて、予測して、道具を作り、使うことができる。それから、赤い花を運ぶことができた。そういう面でジャングルの他の動物とは違っている少年だけれど、バギーラの教えに素直に従い、彼らの世界にすんなりと馴染んでゆくこともできる。四足と二足で結局のところずいぶん違うけれど、共存するために守ることは守る。最後のシア・カーンとの対決や、ゾウとのくだりで、モーグリはいままで以上にジャングルの仲間になれたと思ったし、彼がバギーラとバルーに向けた少し大人びた微笑みには生き物としての成長も感じられました。出会った頃のちっちゃいモーグリの無垢なおめめに、バギーラはなにか生き抜く素質のようなものを見出していたのかなぁ。

 なにより興奮したのは、好きな歌のシーンを実写で見られたことかな。アニメーションで好きだったバルーが木の幹で背中を掻くのも見てみたかったぞ。あと、キング・ルーイのナンバーがあんなに野心的で横暴な歌だったなんて、曲調そのままに陽気でお気楽な歌だと思ったまま大きくなったので、これはちょっと発見でした。

 飛び出す絵本のようなエンドロールも面白かったから、離席するのは勿体無い!スナネズミみたいなやつとシア・カーンの対峙が笑えます。

 ちなみに今日は、こんなスケジュールでした。↓

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王家の紋章
主なキャスト(敬称略)

メンフィス:浦井健治
キャロル:新妻聖子
イズミル:宮野真守
ライアン:伊礼彼方
ミタムン:愛加あゆ
ナフテラ:出雲 綾
ルカ:矢田悠祐
ウナス:木暮真一郎
アイシス:濱田めぐみ
イムホテップ:山口祐一郎
ミヌーエ将軍:川口竜也
セチ:工藤広夢

@帝国劇場 2階D列上手サブセンター

 浦井さん主演、裕也さん振付ということで気になっていたのですが、スケジュールの様子を窺ううちにまさかの全日程完売という現象に見舞われ、チケ入手にはずいぶん難儀しましたが、ご縁があり譲っていただくことができました。ありがとうございました!!!


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セレブリティショートフィルムプログラム
 かつてキャッツシアターのあったあのあたりに、まさか映画館があったなんて。マンションの2階にある、赤と黒のパンチの効いた内装の小さな映画館です。椅子の感触がベルベットのようで、座り心地もよく、快適でした。それなりにお高くはあるけれど、シアターレンタルも行なっているようで、こういうところで上映会を開催するのも楽しそうです。ここで上映されるのは世界中から集めたショートフィルム。コリン・ファース出演作を含めた4本です。どれも面白くて、1時間があっというまでした。(ブリリア ショートショートシアターにて)

 以下、作品情報は映画館のページより引用。

A Whore and a Chick
ひよこちゃん、いくら?

Clément Michel / 15:00 / ドラマ / フランス / 2009
女性ルイーズ(イェール)はバス停で、大きなひよこの格好をした若い男性と出会う。奇妙で、心温まる、ありえそうもない出会い。途方に暮れたふたりは、少しの時間を共有する。

ひたすらまっすぐ走る道の向こうから自転車に乗ったひよこが現れたときの驚きたるや。同じ空間にいることはほぼありえないものがごく当たり前のようにそこにいるという構図だけでもおかしくて笑ってしまう。ひよこちゃんの非日常感(とにかく見た目のインパクトw)と、ことば遊びみたいな応酬が面白い。


Cadaver
蘇る死体

Jonah D Ansell / 7:18 / アニメーション / アメリカ / 2012
妻に最後の別れを告げるために、死体となった夫が目覚めるが、死後明らかとなった真実は残酷なものだった…。

死体のアイデアは不気味だけれど、おじいちゃんとのドライブだと思える感覚はファンタジックで、どこかティムバートンのにおいがした。イラストを切り取って動かしているみたいなテイスト。


Nice to Meet You
はじめまして

Will Garthwaite / 18:01 / ドラマ / イギリス / 2009
母と娘、そして逃走中の男。万が一母と娘の関係性がうまく行っていなかったら…万が一母と娘が同じ男に恋をしてしまったら…

暴行犯と母娘はいろんな解釈ができそうな結末だった。一瞬でも恋敵になったことで母娘関係は多少修復されたのか?母と娘が鉢合わせるのは、それが見ものだろうなと思ったかもしれない男の策略だと言われたらそうかもしれないし、暴行犯から娘を守ろうとした母親のおとり捜査のようにも見えたし、前半と後半が繋がりづらかった。


Steve
スティーブ

Rupert Friend / 16:00 / ドラマ / イギリス / 2010
1組の男女が口論をしていると、突然、誰かが訪ねてくる。階下に住むスティーブが水漏れを伝えに来たのだ。しかしスティーブはどこかおかしい…

スティーブをコリン・ファース、女をキーラ・ナイトレイが演じる、日本だと字幕なしのデジタル配信のみ入手可能??作り手のこだわりが前3作を凌駕し、別次元でした。たとえばキャスト・スタッフのクレジット出し方。やっぱりまとまりというか、作り手が楽しんだ感が、前3作より遥かに抜きん出ているのです。
可愛い笑顔で訪ねてくるコリンのスティーブがこわい。彼が持ち込むのは隣人間で身近にありそうな話題だけど、支離滅裂な妄言にも聞こえ、奇妙に描かれていて、彼の真意が読みきれないで、このまま狂った理論を押し通されてしまうのか。登場のたびに髪の乱れてゆくのも空恐ろしい。これ、また観たいな!!


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エリザベート
主なキャスト(敬称略)

エリザベート(オーストリア皇后):蘭乃はな
トート(黄泉の帝王):井上芳雄
フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝):佐藤隆紀
ルイジ・ルキーニ(エリザベート暗殺者):成河
マックス(バイエルン公爵・エリザベートの父):大谷美智浩
ゾフィー(オーストリア皇太后・フランツ・ヨーゼフの母):涼風真世
ルドルフ(オーストリア皇太子):京本大我
ルドヴィカ(バイエルン公爵夫人・エリザベートの母)/マダム・ヴォルフ:未来優希
エルマー(ハンガリー貴族・革命家):角川裕明
少年ルドルフ:加藤憲史郎

@帝国劇場 1階J列下手サブセンター

 演出とキャストを一新して昨夏上演されたものの、早くも再演。キャストの素晴らしさが世に知れ渡ったあとですし、作品自体も人気ですし、公演期間の短さも手伝って、非常にチケットが取りづらく、半ば諦めていたところへ親切なフォロワーさんに譲っていただくことができ、観に行くことができました!ありがとうございました!!主演のふたり以外は初めて見るキャストばかりで、しかも今回いちばん気になっていた成河さんのルキーニの回で、心が躍りました!!

 その成河さん、後述しますが、すごいです。とにかくすごい。いままで見てきた(といっても数えるくらいしか見ていないけれど)エリザは何だったのかというくらい、最初のシーンの存在感からしてもう違っていて、そのおかげで全編通してちゃんと彼の供述が再現映像的に展開しているという感じがして、彼自身の存在感も然りながら、彼がいることによってその場面がどういう意味を持つかというところまでを明確にしているというか、彼が目撃してきたことだぞというのが色濃い。いままでだってそうだったかもしれないけれど、いっくんはエンターテイナー色が強いのもあり、狂言回しとして私の目には映っていたので(それにしたって過去最高の狂言回しだった)、ルキーニが語り部以上の語り部としてあの世界に生きていたなぁと、このたび初めて思ったのでした。

 あと、改めてトートダンサーズの振付が好きだなぁと思う。それまでがどうかよく覚えていないけれど、閣下のちょっぴり中性的な香りではなく男のほうに寄せて身体能力とか胸や腕の逞しさをぐわっと見せているところなど。俯き加減で跳ぶアントルラッセのかっこよさときたら!

 以下、主要なキャスト別にざっくりと。

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「ファインディング・ドリー」
 前作「ファインディング・ニモ」から13年(!)、続編となるお話です。忘れん坊のナンヨウハギ、ドリーが主人公。離れ離れになってしまったドリーを探しに、マーリンとニモが再び海を渡る冒険に繰り出すのですが、今回はドリー自身が自分の出自の記憶を遡ってゆく面もあるので、そういう意味でもfindingだったな。と感じました。前作のキャラクターもうまい具合に登場するので、最後の最後まで目が離せません。

 それにしてもやっぱりディズニーはウマイ!ですね。やりもしないで簡単に諦めたり、頭からできないと決めてかかったりしたらもったいないとか、いろんなメッセージがキャラクターのセリフを通してだったり、そう感じさせる場面を作ったり、さりげなく盛り込まれていて、友愛とかそういうシンプルなことに感動してしまう!あと前作を超える水や光の表現に感動しました。前作の段階で「海の描写がリアルにできすぎて、実車の映像をはめたのでは?」と勘繰られてしまうとの事情で、わざとCGっぽさを残したらしいという記事を最近読んだのですが、今作はたとえそういう処理をしての映像であったとしても、とてもリアルでした。動物番組とかで見る海中の様子、差し込んでくる太陽光、エンドロールで見られる海底から水面への光のグラデーションと藻の濁り具合、などなど。水族館とか海とか行きたくなります!

 物語の後半で登場する新しい感覚としては「ドリーならどうする?」という考え方。彼らの間に育まれた、仲間以上の一体感とか、あたたかいものを感じました。そうやって切り拓いてゆく展開……最後がたいそうクレイジーです(笑)。もうハチャメチャ(笑)。でもすごく痛快!!

 同時上映はシギの雛のかわいいやつ。これも違う個性の視点で目が開くようなお話で、とにかくかわいいったらない。

 実は予告編からクライマックスだった本日。10月公開の「ブリジット・ジョーンズの日記」3作目で、初めてセリフありのものを見ました。スクリーンサイズのマーク・ダーシーが「元気?」ですよ。うわぁぁコリンだ!!元気です!!!(聞いてない)ちょっと物憂げで、押しの弱そうな感じ。とっても優しそうな雰囲気。破局後の物語ということらしいけれど、またブリジットとマークのいちゃいちゃは見られるのかな?!

 「ジャングルブック」も実は予告編を見るのは初めて。スチル写真からもう見ようと決めていたけれど、これ予告編から泣ける。絶対見る。同日公開のアポカリプスも見たいですが、それより先に
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「レジェンド 狂気の美学」
 「キングスマン」でマイフェア紳士される若者エグジーを演じたTaron Egertonくんが出演しているのが、本作でいちばん惹かれたところ。私のよくいる洋画界隈ではトムハと呼ばれるトム・ハーディが、主役の双子を一人二役で演じているのも大きな話題です。60年代のロンドン、ギャングスターとして名を馳せたレジナルドとロナルドのクレイ兄弟の栄枯盛衰、その頂上から少し右肩下がりになった頃を描いた作品。壮絶な兄弟喧嘩でした!

 きっと、ロニー(字幕やパンフではロンで統一されていますが、劇中でこう呼ばれていたのが好きなのでこの表記にしました)は小さい頃からレジーを羨んでは自分に関心を向けさせようとして、失敗して転ぶたびにレジーに手を引いて起こしてもらっていたのだろうな……そんなふうな甘えを、彼がトラブルを引き起こすたびに兄はその始末に追われるのを見ていたら、ロニーに感じました。状況がどうあってもロニーを消すことだけはできないレジーの愛憎が浮き彫りになるのが、後半に(確か仲間のひとりっだったはずの)ジャックをめった刺しにしてからの「お前の身代わりだ。お前は殺せないから」。ぞくっとしました。冒頭のナレーションで、レジーの妻になるフランシスが夫を憎らしいほど愛したようなことをさらりと語るように、彼女の中でのレジーへの気持ちと、レジーのロニーに対する愛情は、そういう一種の相似形としてあったのかなぁ。殺したいくらい憎いけれど、それと同じくらい愛している…。

 どんなに愛する女性と、家族としての約束であったとしても、結局それを反故にして、あの世界でしか生きられないというのは哀しい性。窓辺でレモンの飴ちゃん(ふたりのきっかけのひとつ)を交えてプロポーズするのが女の子の夢物語みたいで、色合いもキュートで素敵でしたが、彼らが辿ることになった顛末を思うと、「ゴッドファーザー」に登場する妻たちは相当肝が据わっているのだろうとしみじみ考えてしまいました。

 そして我らがタロン扮するテディ!彼はロニーの愛人のひとりです。ダークブロンドの髪に、くすんだ緑の虹彩に、桃色ばんだ白い柔肌。天使のような容貌に意外性のあるガタイの良さ。佇まいから、意味ありげな視線から、無邪気さと残忍さを瞬間的に行き来する表情の変化…セクシーで、うつくしくて、とても目を引きます。テディがロニーを食い物にしようとしているという描写があったけれど、もしも(というかこの映画より先の時系列できっと訪れるはずの)ロニーと決別するとき、どんな感じになるんだろう?これまでと同じに、というのは妄想ですが、掌を返したようにキャハハといなくなってしまうのか、彼に奉ずるのになにかを見出すのか、あるいはまた別の行動をするのか。彼のスピンオフ作品を作って欲しいくらい、テディのキャラクターを追求したくなってしまいました。

 鑑賞前に、「キングスマンのアーサーがこの時代は30代くらいだったはずで、しかも舞台がいずれもロンドンだから、彼とテディは出会っているかもしれない」というクロスオーバーの可能性を示唆されたので、『同じ時代に、円卓の中で台頭し始めていた若きチェスター・キング(アーサーの本名という設定の名前)は、クレイ兄弟を手中に収めるか握りつぶすかしようと画策してロニーの愛人に密命を下す。』というあらすじまでは鑑賞後すぐに思いつきました(笑)。そうしていよいよというとき……同胞の構えた銃口とロニーの間にテディは飛び出して行くのかしら?作戦の一環でレジーの気をそらすためにハニートラップなんぞ仕掛けたりしちゃうのかしら?

 出演者のクレジットでクレイ兄弟のそれぞれにトム・ハーディと割り振って書いているの、とても納得です。よくある「レジー/ロニー:トムハ」でなく「レジー・クレイ:トムハ、ロニー・クレイ:トムハ」と書いているのです。それが本当にそうで、トムハってふたりいたの知らなかったよ!というくらい、演じ分けを超えて、生き分けていたと思えるくらい。もちろんメイクや喋り方を変えていますが、それ以上の何かがあって、役者の中では普通に持っている抽斗かもわからないけれど、完全に別の俳優として見てしまっていて、クレジットを見て、あっそうだったトムハしかいなかった、と気づく感じでした。

 またひとつ、面白い映画に出会えました!!予告編では10月に公開が決まったコリン出演の「ブリジット・ジョーンズの日記」3作目が流れ、大画面で見るマーク・ダーシーの姿に狂喜しました。10月…たしかあれも封切られるはず…「Genius」。こちらはコリンとジュードが主演、邦題を「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」というそうです。映像の雰囲気がとっても素敵で、いまから楽しみにしています!夏にも気になる作品が公開されるし、財布の中身が忙しい!
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歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉
主なキャスト(敬称略)

阿弖流為:市川染五郎
坂上田村麻呂:中村勘九郎
立烏帽子/鈴鹿:中村七之助
阿毛斗:坂東新悟
飛連通:大谷廣太郎
翔連通:中村鶴松
佐渡馬黒縄:市村橘太郎
無碍随鏡:澤村宗之助
蛮甲:片岡亀蔵
御霊御前:市村萬次郎
藤原稀継:坂東彌十郎

 舞台上演中から気なっていたはずですが、きっと何かしら折り合いがつかなかったのでしょう。この上映を心待ちにしていました!!いつも見ている〈いのうえ歌舞伎〉とはまた違って、これはより歌舞伎であります。というのも当然で、出演者が全員歌舞伎役者なのです。伝統的な歌舞伎と新感線の味が絶妙に融合していて、あらゆる瞬間がかっこいい!隙がない!物語が進むにつれてぽろぽろと明るみに出てくるひとの真意とか、そうやって展開してゆくのに興奮しっぱなしでした!!生で見たかったけど、見ていたら身を持ち崩していたことでしょう…

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大野幸人ソロパフォーマンス「Angel」
出演:大野幸人
パーカッショニスト:佐藤仙人文弘
脚本・演出:石丸さち子

@ニッポン放送 イマジン・スタジオ LB列センター(上手サイド)

 ご活躍の目覚ましい幸人さんのソロ企画第三弾にして、やっと彼のソロ公演を見ることができました!アイドルとして活躍していた少年の心象を、彼の自叙伝を通して旅する感じの95分。


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ビントレーの「アラジン」
主なキャスト(敬称略)

アラジン:福岡雄大
プリンセス:小野絢子
魔術師マグリブ人:マイレン・トレウバエフ
ランプの精 ジーン:池田武志
アラジンの母:楠本郁子

@新国立劇場 オペラパレス 2階5列センター

 前回観たのは5年前。細かいところは覚えておらず、まるで初めて観るかのように楽しみました。

 初日の今日は念願の絢子姫!すんんんんんnnごくかわいくて、登場するや否や視線は彼女に釘づけに。2幕冒頭の浴場の場面でアラジンがこっそり様子を窺っているのですけれど、ちょっとそこ代わってくれたまえと思いました。すごく儚げに見えるのは、腕や指先の繊細さゆえかなぁ。目元はきりりとしたきつめのラインで縁取られているけれど、白い可憐な花が咲いているみたいなのです。アラジンと一緒になったあとに見せるお茶目な表情とか、魔術師をやっつけたあと、アラジンに抱きついて泣いちゃうところとか。その涙をアラジンが親指できゅっきゅって拭ってあげるのですが、大きな瞳でお姫様も見つめ返すのが、今世紀最大かってくらい萌えました。

 アラジンの福岡さんは、端正な雰囲気なのに、友人役との絡みやお母さんを茶化すようなコミカルな演技がころころと笑っているみたいに面白くて、このペアで「こうもり」見てみたいと思いました。初めて見たとき、ベラは絢子さんだったのだけど、「パゴダの王子」のさくら姫のような清純さを持ちながら、妖艶さの対流も見られるの、たまらないのですよ。

 ジーンは本作の目玉キャラといってもいいかもしれません。実際に吊られて飛ぶような場面もあり、振付も、あぁ地面を歩く種類のひとではないと思わせる、跳躍と回転と、軸でない方の脚とのコンビネーションが人間キャラに対してちょっと異質かも。躍動的でかっこいいです。滑らかでダイナミックで爽快!アラジンへの忠誠がすごく感じられました。

 宝石たちはルビーがお気に入り。くるみのアラビアみたいな味を感じます。ほかの宝石たちもブリリアントカットという言葉を用いたいくらい、素敵でした。ほか、独特の仕草をするお母さんがカテコまでお母さんでかわいらしいです。お茶目というか、姫のお父上と意気投合して、素晴らしい子供たちと楽しい老後を過ごしながら、ますますかわいいおばあちゃんになってゆくのだろうな〜と感じさせるお母さんでした。

 ビントレーさんの作品は「美女と野獣」「ペンギン・カフェ」「パゴダの王子」と本作を見ましたが、どれもバレエらしいバレエから、コミカルな掛け合いまで、バレエ見ている感じがしないけれど、バレエを観たあとの優雅な気分になっているという、ふしぎな心地よさがあって好きです。いつか「カルミナ・ブラーナ」を見たいな。

 会場には5年前とはまた違ったランプのオブジェがありました。

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